山寺立石寺を開いた慈覚大師が、貞観5年(863年)に諸国行脚の途中に、小国川の川辺で発見したと伝わる赤倉温泉。ここで湯浴みした人の身体から出た垢を、小さな虫が食べてお湯を浄化したことから「アカクラ=赤倉」と名付けられたと伝説が残っている。また古くから湯治場として栄え、江戸時代には新庄藩から湯守の役人が派遣され源泉の管理が行われた。周辺には、奥の細道ゆかりの地である封人の家や山刀伐峠をはじめ、最上三十三観音のひとつに数えられる馬頭観音など、名所や旧跡も数多く残されている。温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高泉)。泉温は58.9度。温泉の効能は神経痛、リウマチ、筋肉痛、冷え性、関節痛、打撲、美肌、疲労回復。
【開湯日】
貞観5年(863年)
【温泉の泉質】
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高泉)
(低張性弱アルカリ性高泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
51.1度 6.6の中性
赤倉温泉 アクセス
⚫️️JR東京駅➡東北新幹線➡約2時間10分➡古川駅➡陸羽東線➡約1時間➡赤倉温泉
⚫️️JR東京駅➡山形新幹線➡2時間29分➡山形駅➡奥羽本線➡新庄駅➡陸羽東線➡赤倉温泉
⚫️️JR山形駅➡陸羽東線➡古川駅(鳴子温泉駅経由➡赤倉温泉駅➡タクシー➡赤倉温泉
⚫️️JR新庄駅➡陸羽東線➡赤倉温泉駅➡タクシー➡約5分➡赤倉温泉
⚫️️JR米沢駅➡山形新幹線➡新庄駅乗換➡陸羽東線➡赤倉温泉駅
⚫️️JR仙台駅➡東北新幹線➡古川駅乗換➡陸羽東線➡赤倉温泉駅
⚫️️JR福島駅➡陸羽東線➡羽前赤倉駅➡バス➡約10分➡赤倉温泉下車➡➡赤倉温泉駅
⚫️️上越駅➡えちごトキめき鉄道➡はねうまライン妙高高原駅➡バス➡赤倉方面行➡赤倉公民館前下車 ➡赤倉温泉駅
⚫️️山形中心部➡山形北JCT➡東北中央道➡東根IC➡R13➡県道尾花沢最上線➡赤倉温泉
⚫️️仙台中心部➡東北縦貫道➡古川IC➡R47➡赤倉温泉
⚫️️山形中心部➡R13➡尾花沢➡県道約20分➡赤倉温泉
⚫️️尾花沢中心部➡県道28(山刀伐トンネル)経由➡約20分➡赤倉温泉
⚫️️盛岡中心部➡東北道➡古川IC➡R47➡県道28➡経由➡新庄方面➡車➡約50km➡赤倉温泉駅
⚫️️仙台中心部➡東北道➡古川IC➡R47経由➡約55km➡約50分➡赤倉温泉駅
⚫️️秋田中心部➡R13➡新庄➡R47➡赤倉温泉
赤倉温泉 近くの観光スポット【富山 馬頭観音】
江戸の中期から小国駒と呼ばれた名馬の産地だった最上町。馬頭観音が馬の守護神として崇拝され、富沢観音(富山馬頭観音)は、その信仰の中心となった。また東北三大馬頭観音の一つで、最上三十三観音31番札所でもある。奉納絵馬は(山形県指定民俗文化財)は200面を越え、県内の絵馬の殿堂とも称され、境内には満州事変や太平洋戦争の時、遠い戦地で無くなった愛馬を弔う碑も建てられている。