甲子温泉

福島県

至徳元年(1384)に、伊豆国最勝院開山和尚吾宝禅師の高弟州安和尚が諸国修行の旅に出た。白河の関で粗末な小屋を立てて日夜修禅に励んでいたある夜のこと、一人の老翁が訪れた。和尚は老翁を小屋に招き、一夜語ったところによると、「この辺ぴな山隅には誰も知らない霊泉がある。出来るなら和尚のお力で、 人々の病患を除くため民間に知らせてほしい。」と云われた。次の日、和尚が老翁の聞いた場所に行くと、そこには確かに霊泉があった。この時、霊夢のお告げに従いこの場所に来ていた鶴生村の猟夫と語らい、温泉場としたと言う。この年が至徳元年の甲子(きのえね)の年であったことか、甲子温泉(かしおんせん)と命名されたと伝えられる。昭和34年(1959年)に甲子温泉の源泉から引き湯して開湯したのが新甲子温泉。温泉の泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。温泉の効能はリウマチ、胃腸病、五十肩、運動麻痺、関節痛、打撲、くじき、冷え性、痔疾、慢性消化器病、疲労回復、健康増進など。

【開湯日】

  至徳元年(1384)

【温泉の泉質】

  単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   45.1度     9.8弱のアルカリ性

甲子温泉 アクセス

⚫️️JR東京駅➡︎東北新幹線➡︎新白河駅➡︎バス➡︎新甲子温泉行き➡︎終点下車➡︎甲子温泉
⚫️️JR東京駅➡︎東北新幹線➡︎新白河駅下車➡︎発送迎バス(要予約)➡︎甲子温泉
⚫️️JR東京駅➡︎東北新幹線➡︎新白河駅➡︎バス➡︎甲子温泉行➡︎キョロロン村下車➡︎徒歩1分➡︎甲子温泉
⚫️️JR仙台駅➡︎東北新幹線➡︎新白河駅➡︎車➡︎約70分(バス➡︎約35分)➡︎甲子温泉
⚫️️JR郡山駅➡︎東北新幹線➡︎約70分➡︎新白河駅➡︎車➡︎約20分(バス➡︎約35分)➡︎甲子温泉
⚫️️JR会津若松駅➡︎只見線➡︎会津柳津駅➡︎徒歩➡︎約20分➡︎甲子温泉
⚫️️JR新白河駅➡︎バス➡︎高原ホテル行➡︎約35分➡︎終点下車➡︎徒歩5分➡︎新甲子遊歩道入口➡︎甲子温泉
⚫️️新潟中心部➡︎新潟中央JCT➡︎磐越道➡︎約60分➡︎甲子温泉
⚫️️JR宇都宮駅➡︎東北新幹線➡︎新白河駅➡︎バス➡︎新甲子温泉下車➡︎徒歩約50分➡︎甲子温泉
⚫️️東京中心部➡︎川口JCT➡︎東北道➡︎白河IC➡︎車➡︎約20分➡︎甲子温泉
⚫️️仙台中心部➡︎仙台宮城IC東北道➡︎白河IC➡︎R4➡︎R289➡︎20km➡︎甲子温泉
⚫️️新潟中心部➡︎R289➡︎会津方面➡︎R121とR289の交差点(下郷町)➡︎約20分➡︎甲子温泉
⚫️️福島空港➡︎約44km➡︎タクシー➡︎約80分➡︎甲子温泉

甲子温泉 近くの観光スポット【雪割渓谷】

辺り一面が銀世界が広がり、渓谷の流れに雪景色を割ったように見えるので、この名前で呼ばれるようになった。柱状節理の断崖が約4kmに渡って続き。春には若葉萌え出る新緑。秋には燃え上がるような紅葉に覆われ、多くの観光客が訪れている。

甲子温泉にある旅館・施設



西後村観光協会

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