高瀬温泉は荒川の清流沿いに点在する越後関川温泉郷の一つ。約800年前に開湯したと云われ長い歴史を持ち、河原に湧出する湯で傷を癒す鷹を発見した伝えられている。それに因んで鷹瀬の湯と呼ばれるようになり、そしてそれが転じて高瀬温泉になったと伝えられる。また日本海に注ぐ清流荒川に沿って続く、高瀬温泉をはじめ雲母温泉・鷹の巣温泉・湯沢温泉・桂の関温泉の五つの温泉の総称がせきかわ温泉郷。古くは米沢街道を行き交う人々で賑わう宿場街として栄えたが、現在はみやげ物屋や小料理屋が建ち並び活気あふれる温泉街。源泉は、湯量も豊富で身体の芯からポッカポッカと温めてくれる。温泉の泉質は芒硝含有、アルカリ性塩泉、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。温泉の効能は胃腸病、神経痛、慢性消火器病、リウマチ、慢性湿疹、糖尿病、更年期障害など。
【開湯日】
天明八年(1788)に久保多町吉祥院が入湯仕候由戸と記載がある
【温泉の泉質】
ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
72度、69度 7.9の弱アルカリ性
高瀬温泉 アクセス
⚫️JR東京駅➡上越新幹線➡約2時間➡新潟駅➡白新線➡羽越線(特急いなほ)➡約40分➡坂町駅➡米坂線➡越後下関駅➡約5分➡高瀬温泉
⚫️JR仙台駅➡東北新幹線➡福島駅➡山形新幹線➡米沢駅➡米坂線➡約2時間➡越後下関駅下車➡高瀬温泉
⚫️JR山形駅➡山形新幹線➡米沢駅➡米坂線➡約2時間➡越後下関駅下車➡高瀬温泉
⚫️JR新潟駅➡上越新幹線➡約60分➡坂町駅➡米坂線➡越後下関駅➡約5分➡高瀬温泉
⚫️東京中心部➡練馬IC➡関越道➡約3時間➡長岡JCT➡北陸道➡新潟中央JCT➡日本海東北道➡荒川胎内IC➡R113➡十文字交差点➡R113➡約10分➡高瀬温泉
⚫️仙台中心部➡東北道➡山形道➡約40分➡山形蔵王IC➡県道286➡R13➡R113➡村上瀬波関➡R113➡約10分➡高瀬温泉
⚫️福島中心部➡R13➡約1時間➡米沢市➡R287➡県道250➡R113➡約90分➡関川上➡R113➡約10分➡高瀬温泉
⚫️いわき中心部➡いわき中央IC➡常磐道いわき中央JCT➡約2時間10分➡日本海東北道➡荒川胎内IC➡R113➡約20分➡高瀬温泉
⚫️新潟中心部➡長岡JCT➡北陸道➡約40分➡新潟中央JCT➡日本海東北道➡荒川IC➡R113➡十文字交差点➡R113➡約10分➡高瀬温泉
⚫️山形中心部➡山形バイパス(R13)➡R13➡R113➡関川村上関➡R113➡約10分➡高瀬温泉
⚫️山形中心部➡R112➡R13➡R113➡約50分➡南陽市➡小国街道(R113)➡約80分➡高瀬温泉
⚫️鶴岡中心部➡日本海東北道(R7)➡約70分➡村上猿沢➡村上瀬波温泉➡R290➡県道273➡村上瀬波関➡R113➡約10分➡高瀬温泉
⚫️長野中心部➡信濃町IC➡関越道➡約3時間➡長岡JCT➡北陸道➡新潟中央JCT➡日本海東北道➡荒川胎内IC➡R113➡高瀬温泉
高瀬温泉 近くの観光スポット【東桂苑】
明治38年に、明治の建設技術の粋を集め、渡辺家の分家として建築された東桂苑。敷地面積は5,439平方m、建物延べ面積584.6平方m、木造2階建て入母屋造りの純和風で風情ある庭園との調和も楽しめる。昭和57年に、関川村が管理することになり、村民から愛称を募集して東桂苑と名づけられ、憩いの場として親しまれている。