標高2040mの山上にある鬼怒沼を源に、原生林の中を滝となり沢となって流れ下る鬼怒川。その源流と云える最奥の渓谷沿いに、女夫淵、平家平、八丁、加仁湯、日光沢、手白沢の6湯の一軒宿の温泉が点在し、それらを総称して奥鬼怒温泉郷と呼んでいる。温泉が発見された時期は不明だが、古くから地元の人が利用していた。温泉郷が形成されてのは昭和初期。昭和61年(1986年)に温泉郷内の各宿に電気、電話が引かれ、それまではランプや自家発電の宿であった。更に奥鬼怒スーパー林道が昭和63年(1988年)に開通し、交通アクセスも便利になり幅広く利用されるようになった。温泉の泉質は単純硫黄泉、含硫黄-ナトリウム-塩化物、炭酸水素塩泉など。泉温48〜70度48〜70度。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、胃腸病、切り傷、肩こり、冷え性、腰痛など。
【開湯日】
昭和初期(詳細は不明)
【温泉の泉質】
単純硫黄泉、含硫黄-ナトリウム-塩化物、炭酸水素塩泉など
【温泉の温度】【源泉のpH値】
53~94度 6.4のアルカリ性
奥鬼怒温泉郷 アクセス
⚫️️JR東京駅➡東北新幹線➡宇都宮駅➡日光宇都宮線➡今市駅➡女夫渕温泉➡約90分➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️JR上野駅➡宇都宮線➡宇都宮駅➡日光宇都宮線➡日光駅➡車➡約90分➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️JR新宿駅➡特急スペーシア➡鬼怒川温泉➡バス➡女夫渕無料駐車場➡送迎バス➡約30分➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️東武浅草駅➡特急きぬorけごん➡鬼怒川温泉駅➡バス➡女夫渕行➡約1時間30分➡女夫渕無料駐車場➡送迎バス➡約30分➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️東武日光駅➡東武日光線➡下今市駅➡鬼怒川線➡鬼怒川温泉➡バス➡女夫渕無料駐車場➡送迎バス➡約30分➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️東武浅草駅➡鬼怒川線➡鬼怒川温泉駅➡バス➡女夫渕行➡約105分➡終点下車➡徒歩90分➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️会津若松駅➡会津鉄道➡野岩鉄道➡鬼怒川温泉駅➡バス➡女夫渕無料駐車場➡送迎バス➡約30分➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️東京中心部➡東北道➡宇都宮IC➡R121➡県道23➡約80km➡約120分➡女夫渕バス停➡送迎or徒歩約8km➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️東京中心部➡東北道➡宇都宮IC➡R119➡今市IC➡R121➡鬼怒川温泉
⚫️️東京中心部➡東北道➡西那須野塩原IC➡R400➡R121➡鬼怒川温泉➡県道23➡約20分➡川俣ダム➡県道23➡女夫渕無料駐車場➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️会津若松中心部➡R118➡R289➡会津田島➡R121➡約40分➡中三依➡県道23➡川俣ダム➡県道23➡女夫渕無料駐車場➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️新潟中心部➡関越道➡沼田IC➡一般道➡金精道路➡約30分➡︎光徳牧場➡一般道➡山王林道➡一林道➡一般道➡約30分➡奥鬼怒温泉郷
⚫️️宇都宮中心部➡日光宇都宮道➡今市IC➡鬼怒川温泉➡川治ダム➡R121➡女夫渕無料駐車場➡送迎バス➡約30分➡奥鬼怒温泉郷
奥鬼怒温泉郷 近くの観光スポット【間欠泉】
川俣温泉街を流れる鬼怒川に架かる噴泉橋。その袂に、40分~50分ごとにゴーツという轟音とともに噴き上げる高温泉がある。20m~30mも噴き上げる間欠で、河原の岩と岩との間から白い蒸気勢い共に熱湯が噴き上がる。噴泉橋の他に間欠泉展望台からも見ることができ、足湯もあるので寒い日には温まりながら、また噴泉のタイミングを計りながらじっくりと眺めるられる