不思議なことに毎年田畑が枯れる場所があった。そこに源泉があると睨んだ人が、大正13年(1924年)に、ボーリングしたところ思惑通り湧出したのが上牧温泉。谷川岳の麓、坂東太郎の異名をもつ利根川が山間を抜け、関東平野に流れ出す清流沿いの旧月夜野町に佇む温泉地。また源泉は谷川岳に積もった雨雪が約17年もの間、地下で磨かれて湧出したとされ、効能あらたかで肌触りの良い泉質を誇る。温泉の泉質は塩化物泉(ナトリウム-カルシウム塩酸泉・塩化物泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。泉温は40度〜41度。
【開湯日】
大正13年(1924年)
【温泉の泉質】
塩化物泉(ナトリウム-カルシウム塩酸泉・塩化物泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
40度〜41度 8.2の弱アルカリ性
上牧温泉 アクセス
⚫️️JR東京駅➡上越新幹線➡約77分➡上毛高原駅➡バス➡約25分(タクシー約10分)➡上牧温泉
⚫️️JR東京駅➡上越新幹線➡上毛高原駅➡バス➡水上温泉行➡道木下車➡徒歩約1分➡上牧温泉
⚫️️JR上野駅➡上越新幹線➡上毛高原駅➡バス(タクシー)➡約10分➡上牧温泉
⚫️️JR新潟駅➡上越新幹線➡約75分➡上毛高原駅➡バス➡約25分(タクシー約10分)➡上牧温泉
⚫️️JR上野駅➡高崎線➡高崎駅乗換➡上越線➡約140分➡上牧駅➡上牧温泉
⚫️️東京中心部➡関越道➡水上IC➡R291➡約1km➡約3分➡県道2➡約1km➡約3分➡上牧温泉
⚫️️東京中心部➡関越道➡水上IC➡R291➡水上方面➡信号右折➡東京方面➡車➡約5分➡上牧温泉
⚫️️東京中心部➡練馬IC➡関越道➡約1時間40分➡水上IC➡R291➡R120➡県道279➡上牧温泉
⚫️️東京中心部➡練馬IC➡関越道➡水上IC➡R291➡約3分➡上牧温泉
⚫️️横浜中心部➡首都高➡東京➡練馬IC➡関越道➡水上IC➡R291経由➡約1km➡約5分
⚫️️八王子中心部➡圏央道➡関越道➡約110分➡水上IC➡R291➡R120➡県道279➡上牧温泉
⚫️️長野中心部➡長野IC➡上信越道➡藤岡JCT➡関越道➡月夜野IC➡上牧温泉
上牧温泉 近くの観光スポット【土合駅】
谷川岳の麓にある土合駅はみなかみ町湯桧曽にある、JR東日本の上越線の駅。日本一のモグラ駅と呼ばれ、地下82mと恐ろしく深い場所にある。その階段は486段もあり階段を降りなければホームに辿りつけない。もともとは登山やスキー客が利用する駅だが、近年では駅や階段を楽しむ利用客が増え、色々な意味でディープな駅舎の魅力がある。電車は3時間に1本くらい。