石橋山の戦いで敗れた頼朝は、 土肥実平らに護られて海路安房へ落ち延びた。その落ちた先が千倉を始めとする房総半島である。頼朝の乗っていた愛馬は足を痛め、 歩行が不自由になっていた。そこで、近くに湧いていた清水に馬の足を浸して洗ったところ、馬は元気を取り戻したので、 頼朝はこの水を沸かすよう命じて自らも入湯し、疲れを癒したという。これが千倉海岸温泉発祥の逸話ともいえる。 川尻川の下流に建つ『千倉館』という宿は、頼朝が湯に浸かって力を蓄えたこの故事にちなみ、大浴場に「出陣風呂」と 名付け名物にしている。かすかに硫黄を含んだ湯は淡黄色で、神経痛やリウマチ、切り傷などに効く。温泉の泉質はナトリウム塩化物冷鉱泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性、疲労回復など。
【開湯日】
治承4年(1180年)
【温泉の泉質】
ナトリウム塩化物冷鉱泉。
【温泉の温度】【源泉のpH値】
18.0度 7.37の弱アルカリ性
千倉海岸温泉 アクセス
⚫️️JR東京駅➡千葉駅➡内房線➡千倉駅下車➡タクシー約3分➡千倉海岸温泉
⚫️️JR東京駅➡内房線➡千倉駅➡バス➡約4分➡バス停➡徒歩約2分➡千倉海岸温泉
⚫️️東京中心部➡アクアライン➡館山道➡木更津南IC➡R127➡R128➡R410➡千倉海岸温泉
⚫️️東京中心部➡アクアライン➡館山道➡富津館山道➡富浦IC➡R127➡R128➡県道187➡R410➡千倉海岸温泉
⚫️️東京中心部➡アクアライン➡館山道➡富浦IC➡R128➡稲交差点➡千倉方面➡瀬戸浜海岸(R410)➡千倉海岸温泉
⚫️️東京中心部➡アクアラインor京葉道➡館山道➡館山方面(終点)➡館山道➡富浦IC➡R128➡稲交差点➡倉方面➡瀬戸浜海岸(R10)➡千倉海岸温泉
⚫️️東京中心部➡京葉道➡館山道➡館山方面(終点)➡富浦IC➡R128➡稲交差点➡千倉方面➡瀬戸浜海岸R410号)
⚫️️東京中心部➡京葉道路➡富津館山道(終点)➡富浦IC➡車➡約25分➡千倉海岸温泉
⚫️️東京中心部➡首都高➡川崎浮島JCT➡アクアライン➡富津館山道➡富浦IC➡富浦館山バイパス➡R127➡館山方面➡直進6km➡南総文化ホール前交差点➡左折➡R128➡鴨➡ → 直進200m➡千倉駅前交差点右折➡直進800m➡T字路左折➡R410号線➡直進850m➡千倉海岸温泉
⚫️️横浜中心部➡首都高➡川崎浮島JCT➡アクアライン➡館山道➡木更津IC➡R127➡R128➡R410➡千倉海岸温泉
⚫️️横浜中心部➡➡川崎浮島JCT➡アクアライン➡館山道➡木更津南IC➡R127➡R28➡R410経由➡60km➡千倉海岸温泉
千倉海岸温泉 近くの観光スポット【高家神社】
南房総千倉町に佇む高家神社は、日本で唯一の料理の祖神を祀る神社で、料理関係者や、料理関係者や味噌醤油などの醸造業者からの信仰を集めてきた 。平安時代の京中行事を再現した儀式に多くの参拝者が訪れる。例年10月17日、11月23日には日本料理の伝統を伝える「庖丁式」が行われ、烏帽子、直垂姿で鯉、真鯛、真魚鰹などをさばき、包丁と箸のみで行い、一切手で触れることはない。