かつて80軒もの宿泊施設があり、東京近郊の温泉地として賑わっていた。歴史は古く、大正3年(1914年)の井戸掘ったところラジウム温泉が湧出した。しかし昭和39年(1964年)の新幹線開業に伴い、箱根や熱海伊豆方面に日帰り行けるようになり、衰退を辿った。さらに老舗の東京園が、鉄道工事の影響で無期限休業した。そのため現在は数件の日帰り温泉施設や温泉銭湯だけとなった。温泉はまじりっけなし天然100%で、黒色をした源泉であった。関東初路面型フィットネス付の複合型高級日帰り温泉施設が、平成28年(2016年)にオープンする。温泉の泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉。温泉の効能は冷性、婦人病、神経痛、痛風、筋肉痛、五十肩etc。
【開湯日】
大正3年(1914年)
【温泉の泉質】
ナトリウム-炭酸水素塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
18.5度 7.7の弱アルカリ性
綱島温泉 アクセス
●東急東横線綱島駅➡︎綱島温泉徒歩18分(無料送迎シャトルバスあり)
●渋谷➡︎東横線➡︎元町・中華街方面➡︎約21分➡︎綱島駅➡︎約6分➡︎綱島温泉
●横浜➡︎東横線➡︎渋谷方面➡︎綱島駅➡︎徒歩18分➡︎綱島温泉
綱島温泉 近くの観光スポット【綱島諏訪神社】
南北綱島総鎮守の綱島諏訪神社は、お諏訪さまで親しまれている。歴史は古く天正年間(1573年〜1592年)以降にこの地を領有していた、近藤五郎右衛門正次を首領とする甲州武田の家臣が、信濃国諏訪明神を慶長10年(1605年)頃に勧請して創建した。江戸期には綱島神明社とともに南綱島村・北綱島村の鎮守社として崇敬され、明治6年には村社に列格した。