宮城野温泉が箱根温泉の一つに数えられるようになったのは昭和30年代になってからで、それまでは農業が主な産業でしたが、昭和33年(1958年)頃から木賀や強羅からの引き湯として温泉を利用し、昭和40年(1965年)年に明神ヶ岳の麓から温泉採掘に成功し、温泉が湧出してからは保養所や寮が増えた。不動明王が夢枕に立ち源泉掘削に成功したという秘話も残っている。また風土記によると村には萩も多く、気候や風土が歌枕で名高い宮城野(現仙台市)に似ていたから宮城野と云われるようになった説もある。温泉の泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉など。温泉の効能はリウマチ、創傷、慢性湿疹、婦人病など。
【開湯日】
昭和33年(1958年)頃
【温泉の泉質】
ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉など
【温泉の温度】【源泉のpH値】
83度 8.7の弱アルカリ性
宮城野温泉 アクセス
●小田原駅➡︎バス➡︎桃源台行き➡︎宮城野バス停➡︎約35分➡︎徒歩約2分➡︎宮城野温泉
●静岡➡︎東名高速➡︎御殿場IC➡︎R138号➡︎箱根方面➡︎約16km➡︎約30分➡︎宮城野温泉
●小田原➡︎西湘バイパス➡︎箱根口IC➡︎R1➡︎箱根方面➡︎宮ノ下交差点➡︎R138➡︎直進➡︎宮城野温泉
宮城野温泉 近くの観光スポット【宮城野国際マス釣場】
大文字焼きで知られる明星ヶ岳を望み、春には桜並木が美しい早川。その清らかな流れを利用したマス釣り場が宮城野国際マス釣場。常設の釣り場では、指定の場所にマスやヤマメなどの魚を1日2回放流。本格的な常設釣場の他に、竿やエサ付で誰でも簡単に釣れる釣り堀があり、切りの釣り場ではつかみ取りもできる。予約すれば食材の調達や鉄板などのレンタルもできるので手ぶらで出かけらたれる。