大平台温泉の歴史は浅く、昭和24年(1949)に地元の有志たちによって掘り当てられた。現在では箱根十七湯の一つに数えられている。大平台の名は、浅間山の大蛇伝説から。大蛇が村人に退治された時、苦し紛れに尾を振りたてて山を削り取り、この地を平らな地形にしたことから尾平台と呼ばれ、それが変化して大平台となったと伝わる。また比較的平坦なところから大平台と付いたと云う説もある。名水の姫の水のでも知られる。箱根登山鉄道の塔之沢駅と宮ノ下駅に挟まれ、スイッチバックの折り返し点大平台駅から程近い場所に位置している。温泉の泉質はナトリウム塩化物泉。温泉の効能は冷え性、リウマチ、神経痛、疲労回復など。
【開湯日】
昭和24年(1949)
【温泉の泉質】
トリウム塩化物泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
50度~63度 8.7のアルカリ性
大平台温泉 アクセス
●JR小田原駅or小田急箱根湯本駅➡︎大平台駅➡︎徒歩1分➡︎大平台温泉
●御殿場IC➡︎小田原厚木道路➡︎小田原IC➡︎約10分➡︎大平台温泉
●東京方面➡︎東名厚木I.C.➡︎小田原厚木道路➡︎小田原西I.C.➡︎R1号➡︎大平台温泉
●名古屋方面➡︎東名御殿場I.C.➡︎R138号➡︎R1➡︎大平台温泉
大平台温泉 近くの観光スポット【箱根彫刻の森美術館】
昭和44年にオープンした美術館。野外彫刻を中心としたが特徴で、芸術作品と開放的な空間が人気となっている。7万㎡の広大な敷地内は、季節や天候により様々な姿を見せ、彫刻はユニークな作品も多く誰もが楽しめる。また敷地内にはスペイン出身の芸術家パブロ・ピカソの作品を集めたピカソ館もある。他にロダン、ムーア、ミロなど近現代を代表する国内外の巨匠の作品120点余りを展示。