南アルプス市(旧芦安村)から釜無川の支流御勅使川沿いの県道を遡り、源流近くの桃の木橋を渡った所に位置する金山沢温泉。平成8年(1996年)の開湯と比較的歴史は新しい。肌にしっとりと馴染む湯の感触がなめらかで無色透明で無味無臭。近くには鳳凰三山や白根三山と云った名山がそびえ、夜叉神峠は南アルプスの好展望台として知られている。また南アルプスの玄関口としても有名。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など。
【開湯日】
平成8年(1996年)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
36.1度 9.56の弱アルカリ性
金山沢温泉 アクセス
●中央自動車道➡︎甲府昭和I➡︎R20号➡︎19km➡︎中部横断道➡︎白根IC➡︎金山沢温泉
●中部横断自動車道➡︎白根IC➡︎10kmk➡︎金山沢温泉
●JR甲府駅➡︎バス➡︎芦安行➡︎約1時間➡︎終点下車後➡︎徒歩30分➡︎金山沢温泉
金山沢温泉 近くの観光スポット【南アルプス芦安山岳館】
平成15年に開館た南アルプス市芦安山岳館。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとした様々な交流の実現を目的としている。氷河時代から数万年を生きるキタダケソウやライチョウが住む3,000mの高山。生活と結び付いて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域で、南アルプスをフィールドとした観察会や登山教室などのイベントを年間を通じて開催中。