JR内船駅の北東、思親山の西麓にある素朴な温泉が内船温泉。駅裏を這い上がると名刹正往山内船寺がある。もとは鎌倉の執権・北条泰時の家来だった四条金吾頼重のセカンド・ハウスと云われている。日蓮を崇敬していた金吾は、第2の人生をここに過ごす。半鐘薬なる万能薬を調じながら、祖師の霊廟に仕えた。内船に鉱泉を見つけたのも金吾と伝えられている。また内船温泉を名のったのは、昭和39年(1965年)に喜遊荘が建った時であった。近くに東海自然歩道ががありハイカーの拠点となっている。温泉の泉質はアルカリ性単純泉。泉温は24度。温泉の効能は胃腸病、神経痛、リューマチ、冷え症、痛風、糖尿病など。
【開湯日】
昭和39年(1965年)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
24度 10.3のアルカリ性
内船温泉 アクセス
●JR身延線➡︎内船駅➡︎約10分(送迎あり)
●新東名高速➡︎新清水JCT経由➡︎中部横断道➡︎南部IC➡︎約6分➡︎内船温泉
●大阪➡︎東海道新幹線➡︎静岡駅乗換➡︎身延線➡︎内船駅➡︎車➡︎約10分➡︎内船温泉
●新東名➡︎新清水JCT経由➡︎甲府・身延方面➡︎中部横断道➡︎南部IC➡︎国道R52➡︎静岡方面➡︎約6分➡︎内船温泉
●中央本線➡︎甲府駅乗換➡︎身延線➡︎車➡︎約10分➡︎内船温泉
●中央道路➡︎双葉JCT経由➡︎静岡・身延方面➡︎中部横断道➡︎下部温泉早川➡︎R52➡︎静岡方面➡︎約30分➡︎内船温泉
内船温泉 近くの観光スポット【うつぶな公園】
JR身延線内船駅の裏側に位置する内船温泉に、向かう狭い道の途中にある「うつぶな公園」。約2.5haの園内には、南部町の町の花でもある紫陽花が90種約3万株もが植栽され、また内船の小高い山にあるので、公園頂上の展望台からは、眼下に富士川流が蛇行して流れる様子や、北には南アルプスの白根三山が遠望でき絶好のロケーションを誇る。例年6月には、南部あじさい祭りが開催される。