十枚荘温泉

山梨県

山梨県の南西部、十枚山の北東の戸栗川上流にある一軒宿で湯治向きの十枚荘温泉。平成4年(1992年)に地下1500mより掘削した天然温泉で、肌に優しいと評判。太い梁剥き出しの杣小屋風造り建物に囲炉裏、水車小屋や茅葺き小屋など素朴な雰囲気を漂わせている。ゆっくり温泉につかった後は、名物のイノシシ料理に舌鼓できる。またヤマメ釣りのポイントも近い。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。湧出量は110リットル/分。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、虚弱児童、病後回復期、関節の打ち身、こわばり、くじき慢性婦人病、慢性皮膚病など。

【開湯日】

 平成4年(1992年)

【温泉の泉質】

 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   31.3度    8.6のアルカリ性

十枚荘温泉 アクセス

十枚荘温泉 近くの観光スポット【近藤浩一路記念南部町美術館】

南部町にあるアルカディア南部総合公園の2階に、旧南部町出身の画家・近藤浩一路の作品を中心に、やはり同町在住の画家・小宮山俊氏や望月和吉氏の作品を展示している。近藤浩一路は、南部町出身で現代水墨の創始者で、光と影の効果を生かした独自の水墨画様式を確立し、昭和6年にはフランスで個展を開催。夏・秋には企画展も開催され季節ごと作品が入れ替わる。

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