温泉の調査が平成14年(2002年)に始まった比較的新しい温泉が甲斐大泉温泉。八ヶ岳の南麓、白樺やカラマツ林に包まれた標高1000mの高原に位置する公営の温泉。源泉温度は51.9度。温泉は淡褐色で口に含むと塩味が広がり、若干金気臭も感じられるが、湧出量は毎分約177リットルと豊富な湯量を誇っている。また、泉質の炭酸水素泉に含まれる炭酸ガスには毛細血管を拡張させる作用があり、その為、血液の循環を促進し身体がよく温まる。温泉の泉質はナトリウム−炭酸水素温泉(低張性中性高温泉)。温泉の効能は切り傷、やけど、慢性皮膚炎、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など。
【開湯日】
平成14年(2002年)
【温泉の泉質】
ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
51.9度 7.1の中性
甲斐大泉温泉 アクセス
●JR中央本線➡甲斐大泉駅➡徒歩3分 ●中央道長坂IC➡約10分➡甲斐大泉温泉
●新宿(首都高速)➡高井戸IC➡中央道➡長坂IC➡北杜八ヶ岳公園線)➡甲斐大泉温泉
●名古屋IC(東名高速)➡小牧JCT(中央道)➡小淵沢IC➡(八ヶ岳横断道路)➡甲斐大泉温泉
●名古屋➡JR中央本線・特急➡小淵沢(JR小海線)➡甲斐大泉駅➡徒歩3分➡甲斐大泉温泉
甲斐大泉温泉 近くの観光スポット【吐竜の滝】
八ヶ岳を源流とする川俣川の渓谷に沿った遊歩道と優美な吐竜の滝。川俣川渓谷にはいくつかある滝の中で最も美しい優雅な滝。落差10m、幅15mで、岩間から絹糸のように水が流れ落ちる優雅な様は必見。また小さな滝が何段にも落ち込むその姿は、まるで竜が水を吐くかのように見えるのでこの名が付いた。さらに北上すると関東で有数の紅葉の名所・東沢大橋へと続く。