塩山温泉

山梨県

約650年ほど前に向嶽寺の開祖である抜隊禅師が発見したと云われる塩山温泉。甲府盆地の東端、JR塩山駅より徒歩で約15分。塩ノ山の麓に位置する歴史ある温泉で知られている。温泉は肌にしっとりとなじみ、湯冷めしないのが特徴。また、かつて古今和歌集に「しほの山?差出の磯にすむ千鳥?君が御世をば?八千代とぞ鳴く」と詠まれ、その歌の内容から塩ノ山は宮廷歌人の憧れの地となった。現在は8軒程の湯宿が点在し、小さな温泉街を形成している。源泉は塩ノ山南麓ある。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉(加温・循環濾過あり)。温泉の効能は貧血、痔疾、神経痛、胃腸病、リウマチなど。

【開湯日】

 約650年ほど前抜隊禅師が発見(詳細は不明)

【温泉の泉質】

 アルカリ性単純温泉(加温・循環濾過あり)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   23.8度     10.1のアルカリ性

塩山温泉 アクセス

●JR中央線➡塩山駅下車➡徒歩約10分➡塩山温泉
●中央道➡勝沼IC➡R20➡R411号➡約km9➡約15分➡塩山温泉
●名古屋➡中央道➡勝沼IC➡R20➡R411号➡約km9➡約15分➡塩山温泉

塩山温泉 近くの観光スポット【甘草屋敷】

江戸時代後期に建築された民家で、国指定重要文化財(建造物)の高野家。優雅な佇まいが目を引くが、江戸幕府の命を受け漢方薬の原料「甘草」を栽培したのが名前の由来。高野家はこの地で長百姓を務めた家柄で、代々「伊兵衛」を名乗り、幕末には名主として苗字帯刀が許されていた。主屋は切妻屋根の前面上部に2段の突き上げ屋根を設けた甲州民家と呼ばれている。

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