浅間温泉

長野県

江戸時代は松本藩の御殿湯として栄えた歴史ある浅間温泉。今でも往時を偲ばせる風情と格式を感じさせる老舗旅館や、昔ながらの共同浴場が多く残り、松本の奥座敷として親しまれてきた。一般的に浅間温泉は、平安時代の天慶2年(939年)に土地の豪族だった犬飼半左衛門によって、発見され犬飼の湯と呼ばれていた。また、文治2年(1186年)の吾妻鑑には浅間社の名が記載されており、多分1000年頃に浅間温泉と呼ばれ初めたのではないかと思われる。また日本書紀には西暦698年の飛鳥時代に、浅間の湯と思われる一節に登場している。浅間には天武天皇に仕えていた有力な氏族の古墳が、数多く見つかっていることから、この頃から都にも知られていたことが伺われる。温泉の泉質は弱アルカリ性単純温泉。泉温は48度〜53度。温泉の効能はリウマチ、神経痛、胃腸病、外傷、病後回復、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ痔疾、慢性消化器病、冷え性など。

【開湯日】

 天慶2年(939年)

【温泉の泉質】

 弱アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   48度〜53度    8.8のアルカリ性

浅間温泉 アクセス

●長野自動車道➡︎松本IC➡︎車➡︎約30分➡︎浅間温泉
●長野自動車道➡︎豊科IC➡︎車➡︎約25 ➡︎浅間温泉
●JR中央本線➡︎松本駅➡︎バス➡︎約20分➡︎浅間温泉

浅間温泉 近くの観光スポット【開運堂本店】

明治17年の創業で、130年を超える歴史を誇る和菓子&洋菓子の老舗・開運堂。歴史と城下町に融和するデザインで新たに建て、真味糖や開運老松などで全国的に知名度の高い銘菓をはじめ、数多くの季節限定商品を自社製造している。また厳選素材を丹念に仕上げた和菓子は、県外にもファンが多く季節のギフトとしても重宝されている。

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