上田市の西部、室賀との境にある峠に位置する室賀温泉。開湯の歴史は比較的新しく、平成9年(1997年)にオープン。上田地域振興財団が運営している農林漁業体験実習館。地下1500mから自噴している湯は、源泉かけ流しで色や匂いもほとんどなく、肌がスベスベ館が強く、美肌の湯、美人の湯、美粧水の湯として親しまれている。硫黄のにおいがプンプンするが、意外と飲みやすく、ペットボトルに汲んでいる人も多い。また、戦国時代に武田軍がこの峠を越えて川中島の合戦に向かったと伝えられている。温泉の泉質は単純硫黄温泉。湯温は42度。温泉の効能は神経痛、慢性皮膚病、疲労回復、糖尿病、痛風、便秘など。
【開湯日】
平成9年(1997年)
【温泉の泉質】
単純硫黄温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
42度 9.3のアルカリ性
室賀温泉 アクセス
●上信越自動車道➡︎上田菅平IC➡︎車➡︎約30分➡︎室賀温泉
●JR北陸新幹線➡︎上田駅➡︎バス➡︎約35分 ➡︎室賀温泉
●上信越道➡︎上田菅平IC➡︎R143➡︎小泉交差点➡︎左折➡︎て室賀方面➡︎5km➡︎約45分➡︎室賀温泉
室賀温泉 近くの観光スポット【室賀峠】
室賀峠は上田市上室賀と坂城町上五明との間に位置する県道160号・上室賀坂城停車場線にある峠。古くから善光寺街道として利用され、現在は史跡公園となり、地元自治会により万葉歌碑が建てられている。また園地内には見られる老木の松(現在は松は二代目)は鎧掛けの松と呼ばれ、戦国時代や上田原合戦で武田信玄に勝利した地元の武将村上義清が、帰路にこの松に鎧を掛けて休んだと云い伝えられている。