国道117号線から横倉駅の方へ入り、百合居橋を渡ったところに位置する百合居温泉。信越髄一の名刹といわれる常慶院の近くにあり、平成7年(1995年)に田んぼの中で掘り当てた。しかし建物は、プレハブで素朴な造りで利用者は地元の方がほとんど。やや茶色がかった湯は熱めで掛け流しだが少々石油のような匂いがする。温泉の泉質はナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。温泉の効能は婦人病、外傷、消化器病、神経痛、関節痛、火傷、筋肉痛、婦人病など。
【開湯日】
平成7年(1995年)
【温泉の泉質】
ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
33度 8,45の弱アルカリ性
百合居温泉 アクセス
●JR飯山線➡︎横倉駅下車➡︎徒歩20分➡︎百合居温泉
●上信越自動車道➡︎豊田飯山IC➡︎車➡︎約32km➡︎約35分➡︎百合居温泉
●関越自動車道➡︎塩沢石打IC➡︎約50km車➡︎約70分➡︎百合居温泉
百合居温泉 近くの観光スポット【カタクリ街道】
北野天満宮へ続く、北信濃栄村から国道117号線道沿いの斜面にカタクリの群生地がある。運が良ければ野生のニホンカモシカなどの動物に出会えるかも。カモシカは人を襲わない動物だが、接近や大きな声を出すなど行為は大変危険。山に帰るのを優しく見守ってあげるに最善。四月下旬ともなるとカタクリが一斉に可憐な花を咲かせ、薄紫色に街道を埋めつくす。現在、予約制のデマンド交通「かたくり号」が走っている。