長野県南東部の茅野市にあり、八ヶ岳連峰の北西麓に位置する明治温泉。標高1500mにあり渋川の上流に沿って点在する奥蓼科温泉郷の一つに数えられ、元禄年間(1688年〜1704年)に矢を受け、傷を負った鹿がこの湯に浸かって傷を癒しているのを発見した伝えられている。また、武田信玄が傷ついた兵士を癒す為、信玄の隠し湯として開いたと伝えられている。明治21年(1888年)に現在の施設が創業し、八ヶ岳山麓の湯治客に親しまれてきた。名の由来は「病が明らかに治る温かき泉」だからと云う。温泉の泉質は鉄炭酸泉。温泉の効能は神経痛、リューマチ、婦人病、冷え性、肩こり、胃腸病など。
【開湯日】
元禄年間(1688年〜1704年)
【温泉の泉質】
鉄炭酸泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
23度~24度 3.6の酸性
明治温泉 アクセス
●JR中央線➡︎茅野駅➡︎バス➡︎約40分(車で約25分)➡︎明治温泉
●JR中央線➡︎茅野駅➡︎バス➡︎奥蓼科渋の湯行き➡︎明治温泉
●名古屋➡︎中央線➡︎塩尻経由➡︎茅野駅下車➡︎バス➡︎科渋の湯行➡︎明治温泉
●名古屋➡︎中央道➡︎諏訪IC➡︎R299➡︎経由➡︎県道191号➡︎約40分➡︎明治温泉
明治温泉 近くの観光スポット【女の神展望台】
蓼科湖と白樺湖を結ぶビーナスライン。車も少なくドライブには最適で、その途上にある女の神展望台は、標高1,700m地点にあり、八ヶ岳の広大な裾野と茅野市街を一望できる展望スポット。八ヶ岳や南アルプスの美しい山々を見渡せ、開放感たっぷり。また北に見える蓼科山のことを女の神山と呼ぶことからこの名前がついた。諏訪インターからビーナスラインまでおよそ20km。