妙義荒船佐久高原国定公園にあり、佐久高原の南西、初谷川上流の杉林の中に位置する初谷温泉。開湯は古く、明治18年(1885年)に初代館主が源泉が発見し、明治20年(1887年)に湯治場として開業。以降、湯治場としてひっそりと歴史を刻んできた。源泉は宝命水と名付けられ、宿の裏手で味わうことができ、胃腸の名湯と云われている。湯は赤さび色で、湯船のまわりには僅かさが、湯の成分が洗濯板状に積もっている。口に含むとちょっと塩味の天然サイダーといった感じがする。温泉の泉質は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、胃腸病、高血圧、婦人病など。
【開湯日】
明治18年(1885年)
【温泉の泉質】
含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
14度 6.5中性
初谷温泉 アクセス
●JR小海線➡︎中込駅➡︎バス➡︎初谷行き➡︎初谷温泉入口下車➡︎初谷温泉
●上信越道➡︎佐久南IC➡︎車➡︎約35分➡︎初谷温泉
●JR小海線➡︎中込駅➡︎バス➡︎約40分➡︎徒歩20分➡︎初谷温泉
初谷温泉 近くの観光スポット【吉巾池】
佐久市にある吉巾池は、山深い農業用ため池だが、現在はヘラブナの釣り場として釣り客に知られてる。標高が高く緑が爽やかな池に釣り桟橋が設置され、池の底は1.5~2.5本でシーズンなら短竿でこ充分楽しめる。冷涼な山裾に位置し、真夏は最高。