渋温泉から長野市内へ向かう途中に位置す一軒宿の箱山温泉。平成11年(1999年)にオープンした比較的新しい温泉だが、賑やかな湯田中や渋温泉街とは離れた、箱山山麓の林檎畑が広がる田園地帯に広がる静かな温泉。観光地の騒々しさはなく、のんびりと和やかな雰囲気を味わえる。湯は、緑がかった薄茶色で表面には茶色い湯の花が浮いている。入り口では自家製の旬の野菜や果物が販売されていて、これまたアットホームな雰囲気を醸し出している。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉。温泉の効能はきりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、五十肩など。
【開湯日】
平成11年(1999年)
【温泉の泉質】
ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
46.9度 7.7弱アルカリ性
箱山温泉 アクセス
●上信越自動車道➡信州中野IC➡車➡約15分➡箱山温泉
●長野電鉄長野線➡湯田中駅➡バス➡約10分(徒歩約20分)➡箱山温泉
●長野電鉄平穏線➡信濃竹原駅➡徒歩約27分➡箱山温泉
箱山温泉 近くの観光スポット【箱山峠】
中野市街地の東にそびえる箱山と鴨ヶ嶽の鞍部に位置する箱山峠。中野市街地から峠までは急坂で、峠の部分は切通しになっている。また中世から交通路として重要でだったが、現在は箱山峠を含む東山一帯の森林空間の整備をし歩道も開設され、現在は峠の下を立派なトンネルが通っている。峠分岐のコースは登山道も整備され、両山とも一時間弱で辿ることができ、縦走する登山客に人気。