飯田市から車で30分程、美しい棚田で名高い千代の里に湧く奥天竜不動温泉。小さな集落の高台に建つ一軒宿は、平成7年(1995年)に開湯した比較的新しい温泉。山里の隠れ湯の風情が漂い、湯は無色透明の単純硫黄泉。名物の洞窟風呂、四季の風景に彩られた露天風呂で湯あみを楽しめる。元料亭が始めただけに料理には定評ある。車で約10分の所に天竜峡があり、天竜川に沿って急峻な崖の間に奇岩が並ぶ、その絶景を川面から眺めながらの船下りで有名。南信州の旅の予定には是非とも加えたいスポットです。温泉の泉質は単純硫黄泉。温泉の効能は神経痛、リューマチ、冷え性、疲労回復、筋肉痛、関節痛、五十肩など。
【開湯日】
平成7年(1995年)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
13.5度 6.9の中性
奥天竜不動温泉 アクセス
●JR飯田線➡天竜峡駅➡無料送迎バス➡約15分(要連絡)➡奥天竜不動温泉
●中央道➡飯田IC➡R151経由➡県道237号➡奥天竜不動温泉
●JR東海道➡豊橋駅乗換➡JR飯田線➡天竜峡駅下車➡車➡約15分➡奥天竜不動温泉
奥天竜不動温泉 近くの観光スポット【武田信玄の浪合関所跡】
伊那軍を把握した武田信玄が、天文23年(1554年)に南信の諸侯らの動向を監視する為に、各地に開設した関所の一つ。当初は平谷村に開設されたが、幾度となく水害にあった為、亨保7年(1722年)に現在地に移設。武田信玄が設けたこの関所は特に重要視され、江戸時代には入り鉄砲に出女を取締まる役割も果たした。また戦国時代から江戸時代にかけ三州街道として、物流の重要な幹線道路上の関所として重要な役割をもっていた。