木曽御嶽山の中腹に広がる開田高原に位置する木曽御嶽温泉。開湯は平成12年(2000年)と比較的新しい一軒宿。湯は微かながら白と茶色を混ぜた透明な色で、疲労回復や筋肉痛に効果が高いが、鹿の湯温泉から引き湯している。しかし大浴場や露天風呂から御嶽山の恵みともいうべき良質の湯をじっくり堪能できる。近くには木曽馬の里があり、曽馬で乗馬が楽しめる。温泉の泉質はナトリウム、マグネシウム、カルシウム−炭酸水素塩、塩化物温泉(中性低張性高温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。
【開湯日】
平成12年(2000年)
【温泉の泉質】
ナトリウム、マグネシウム、カルシウム−炭酸水素塩、塩化物温泉(中性低張性高温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
9.9度 5.7の弱酸性
木曽御嶽温泉 アクセス
●JR中央本線➡︎木曽福島駅➡︎バス➡︎西野行き➡︎木曽馬の里入り口下車➡︎徒歩10分➡︎木曽御嶽温泉
●中央道➡︎伊那IC➡︎R361➡︎R19号➡︎R361➡︎経由➡︎約53km➡︎木曽御嶽温泉
●中央道➡︎中津川IC➡︎車➡︎約105分➡︎木曽御嶽温泉
木曽御嶽温泉 近くの観光スポット【自然湖】
長野県西部地震で発生した際の土石流によって、王滝川が堰き止められてできた自然の湖。長野県でもかなりの山奥で、県境も超えられない程の行き止まりの場所。また富士山につぐ日本で2番目に高い御嶽山の懐にある湖で、水は少しずつ王滝川のものと入れ替わっているが、ほとんど流れがないためこの名前がついた。深い所で水位が約20mも上昇し、谷が丸ごと水没した。まるで大木が水面から生えているかのような神秘的な景色が見どころ。