江戸時代から300余年の歴史を刻むき「そふくしま温泉」。古くは修験者に愛された湯処で、湯船に満たされる茶褐色の湯は、特に美肌作用が高いと評判。源泉は木曽町福島にある二本木の湯を利用しており、今日では安心・安全・正直な信州の温泉に認定され、村おこしの一環として生まれ変わった。また福島宿は日本四大関所の一つであり、とりわけ中山道の中心に位置していたため、数多くの人々がこの街を訪れた。温泉の泉質は含二酸化炭素ーカルシウムー炭酸水素塩冷鉱泉。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、高血圧症、動脈硬化症など。
【開湯日】
江戸時代から300余前(詳細は不明)
【温泉の泉質】
含二酸化炭素ーカルシウムー炭酸水素塩冷鉱泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
18度 5.97の中性
そふくしま温泉 アクセス
●中央道➡塩尻IC(もしくは伊那IC)下車➡R19➡そふくしま温泉
●中央自動車道➡伊那IC➡車➡約40分 ➡そふくしま温泉
●中央自動車道➡中津川IC➡車➡約80分➡そふくしま温泉
●JR中央本線➡木曽福島駅➡バス➡徒歩1分➡そふくしま温泉
そふくしま温泉 近くの観光スポット【福島関所跡】
江戸時代五街道に設けられた、日本四大関所の一つが福島関所。中山道のほぼ中間に位置し、創設以来約270年間、中山道の要衝として入鉄砲や出女を取り締まった重要な関所で知られる。関所は史跡公園として門や柵が当時のままに復元され、隣接地には往時の姿を忠実に復元した関所資料館があり、関所通行に関する資料や関所に置かれ武具などを展示されている。昭和54年には国指定史跡に指定されている。