五色温泉

長野県

長野県と群馬県の県境から小布施に向かって流れる、松川渓谷沿いに鄙びた一軒宿が五色温泉。この一帯を高山温泉郷と云い、その上流部の深い渓谷に抱かれている。開湯は明治19年(1886年)と歴史は古いが、当時は宿は数軒あったが、明治時代に台風の被害により全滅した。しかし五色の湯旅館だけが再建された。湯は乳白色、コバルトブルー、墨色、クリーム色、濃緑色と、季節や天候により微妙に五色に変化するので五色温泉と云われている。他に五色温泉と名がつくのは北海道、山形県、長野県、群馬県にもある。下流には裏見の滝で知られる雷滝が控えている。温泉の泉質は含ラジウム硫化水素泉。温泉の効能は痛風、創傷、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、糖尿病、リウマチ、肥満症など。

【開湯日】

 明治19年(1886年)

【温泉の泉質】

 含ラジウム硫化水素泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   60.9度     6.9の中性

五色温泉 アクセス

⚫️上信越道➡須坂長野東IC➡車➡約40分➡五色温泉
⚫️長野電鉄➡長野線➡須坂駅➡タクシー➡約40分➡五色温泉
⚫️関越道➡藤岡JCT➡上信越道➡上越方面➡須坂長野東IC➡高山村方面➡山田温泉を過ぎて➡道約5Km➡五色温泉
⚫️名古屋➡JR中央西線➡長野駅乗換➡長野電鉄須坂駅➡タクシー➡約40分➡五色温泉

五色温泉 近くの観光スポット【笠岳】

笠ヶ岳・笠岳とも呼ばれる志賀高原の鋭鋒。すげ笠を被ったような容姿から名付けられた志賀高原のシンボル。国土地理院などの地形図では笠ヶ岳、長野県側からは笠岳と呼ばれることが多い。熔岩ドームでできた山頂部は、横手山方面からは鋭く尖って見え、眺望が素晴らしく日本海も望める。万座峠方面からは釣り鐘型に見える特異な形状。現在、山田牧場から熊ノ湯への鞍部を越して木戸池付近へ通じる車道ができ便利になった。

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