長野県庁の裏を流れる裾花川沿いを北に、徒歩10分くらいの所にある裾花峡温泉。平成14年(2002年)にオープンした比較的新しい温泉だが、成分の異なる2種類の源泉が楽しめる天然良質温泉。薄茶色の湯は約250mほど離れた地下1200mから湧出するかけ流しで使われる裾花峡温泉。透明の湯は7kmほど離れた塩生地区にある保玉湯乃華温泉からタンクに詰められトラックで運んでいるが、この湯は泉温15度しかないので湧かしている。裾花峡温泉の湯は湧き出した瞬間は透明だが、空気に触れると鉄分が酸化して変色するのが特徴。泉質はナトリウム-塩化物泉(中性等張性高温泉)。泉温46.6度。保玉湯乃華温泉の湯はツルツルとした感触が特徴。泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)。泉温15度。温泉の効能は神経痛・筋肉痛・疲労回復・冷え性・痔疾・慢性消化器病など。
【開湯日】
平成14年(2002年)
【温泉の泉質】
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
46.6度 7.27の中性
裾花峡温泉 アクセス
⚫️関越道➡上信越道➡長野IC➡長野市方面➡長野県庁角➡左折100m右折➡看板あり➡裾花峡温泉
⚫️中央道➡上信越道➡新潟方面➡長野IC➡長野市方面➡長野県庁角➡左折100m➡看板あり
裾花峡温泉 近くの観光スポット【善光寺本堂】
東日本最大の規模を誇る江戸中期仏教建築の傑作・善光寺の本堂は創建以来10数回もの火災に遭ったが、その度善光寺を慕う全国の信徒によって復興されてきた。現在の本堂は宝永4年(1707年)に再建されたもので、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されている。T字型の棟の形が鐘を叩く撞木に似ていることから。撞木造りと呼ばれ間口約24m、奥行き約54m、高さ約29mという国内有数の木造建築で、屋根は総檜皮葺き。