下里瀬温泉

長野県

長野県小谷村は信州の最北端の村で知られ、かつては松本から糸魚川へ向かう塩の道・千国街道が通っていた。その小谷村の下里瀬温泉は、姫川に沿うように走る国道148号線沿いの隧道の手前にある、村営の宿泊施設「サンテインおたり」内に設けられた温泉。開湯は昭和63年(1988年)と比較的新しい温泉。湯は肌スベスベになると評判で、透明な天然温泉が身体の芯から温めてくれる。美肌の湯として有名。また南小谷駅と中土駅の中間、国道148号沿いにある一軒宿で明るい雰囲気が特徴。6種類の風呂と温水プールがある温泉施設。日帰りも可。栂池自然園やスキー場など小谷観光の拠点として便利。温泉の泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性低温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復期、慢性消化器病、糖尿病、五十肩、火傷、創傷、皮膚痛など。

【開湯日】

 昭和63年(1988年)

【温泉の泉質】

 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性低温泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   31.8度     7.2の中性

下里瀬温泉 アクセス

⚫️長野道➡安曇野IC➡車 約70分 ➡下里瀬温泉
⚫️北陸道➡糸魚川IC➡車➡約40分(徒歩約5分)➡下里瀬温泉
⚫️JR大糸線➡南小谷駅➡バス➡中央橋前➡約7分(徒歩5分) ➡下里瀬温泉

下里瀬温泉 近くの観光スポット【鎌池】

鎌の形に似ているから鎌池と呼ばれた。昔、信州と越後の界に向池という池があり、雌雄2匹の大蛇が棲んでいた。大蛇は悪戯をして困るので、地元の人たちは村中の下肥を池の中へ投入した。すると大蛇は苦しがり、雄は薪棚の上に登って避けた。 村人はすぐ薪棚に火をかけて焼き殺してた。雌はこれに悲しんで、泣きながら野尻湖の方へ逃げた。その逃げる途中の涙の落ちた所が池になった。それが隠居池の鉈池、鎌池である。フナ、マスなどの魚が生息し、錦秋が似合う鎌池の紅葉シーズンは、多くのカメラマンが訪れる。

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