来馬温泉

長野県

JR北小谷の駅の対岸、姫川の来馬河原沿いにある閑静な一軒家の来馬温泉は、古くから湯治場として、また信玄の隠し湯としても知られている。昭和53年(1978年)に、1500mほど離れた沢を掘削し、29.2度の単純温泉を引き湯していた。しかし平成7年(1995年)の水害により施設が損壊した。平成8年(1996年)に掘削し直して今日に至っている。また、この時に道の駅に同時に温泉を引いた。湯は薄く茶色のかかった少し硫黄臭があり、ぬるい湯が好きな人にはたまらない適温。風吹大池や白馬乗鞍岳登山の登山基地としても便利。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム‐炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性高温泉)。温泉の効能は神経痛、慢性消化器病、慢性婦人病、慢性皮膚病、筋肉痛、関節痛など。

【開湯日】

 昭和53年(1978年)

【温泉の泉質】

 ナトリウム・カルシウム‐炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性高温泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   56.2度     6.6の弱アルカリ性

来馬温泉 アクセス

⚫️JR大糸線➡︎北小谷駅➡︎下車➡︎徒歩約8分➡︎来馬温泉
⚫️北陸道➡︎糸魚川IC➡︎車➡︎約30分➡︎徒歩約5分
⚫️信越道➡︎長野IC➡︎車➡︎約90分➡︎来馬温泉
⚫️長野道➡︎安曇野IC➡︎車で85分➡︎来馬温泉

来馬温泉 近くの観光スポット【白馬大池】

白馬乗鞍岳と白馬岳の間、後立山連峰の標高2,379mに位置する白馬大池。場所は長野県小谷村にあり、池の周囲は2kmで、第四紀中期から後期にかけて活発に活動した、火山の噴出物により堰き止められてできた池。残雪・新緑・紅葉の撮影スポットで、湖畔には白馬大池山荘が隣接している。同じ北アルプスにある八方池は、周囲は180m程なので、白馬大池が約10倍に大きさである。

タイトルとURLをコピーしました