ヘラブナ釣りで知られるみどり湖の奥、小さな田川浦池のほとりに佇む一軒宿が田川浦温泉旅館。開湯は明治20年(1887年)代に地元の人が通う温泉であった。昭和8年(1933年)に田川浦の池、昭和27年(1952年)にみどり湖が造成された。20度前後の鉄鉱泉で浴用加熱しているが、痔疾に効く湯として親しまれてきた。屋根を模った湯口を境に湯船が2槽あるが、小さい方は源泉を注ぎ込みかけ流しされており、それを過熱して大きい湯船に取り入れている。湯はサラサラしているが、僅かに白濁しており、鉄分のせいか、湯船のまわりは赤く変色している。温泉の泉質は単純鉱泉。温泉の効能は皮膚病、リューマチ、痔疾痔疾、神経症、病後回復期、疲労回復など。
【開湯日】
明治20年(1887年)
【温泉の泉質】
単純鉱泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
18.9度 6.2の中性
田川浦温泉 アクセス
⚫️長野自道➡塩尻IC➡R20➡諏訪方面➡田川浦温泉
⚫️JR中央本線➡塩尻駅下車➡タクシー約15分 ➡田川浦温泉
⚫️JR中央本線➡みどり湖駅下車➡徒歩約20分 ➡田川浦温泉
田川浦温泉 近くの観光スポット【諏訪湖】
諏訪盆地の真ん中に位置する諏訪湖は、海抜759m、周囲約15.9km、面積13.3k㎡の長野県内最大の湖。諏訪湖は、長野県の諏訪市と岡谷市そして下諏訪町にまたがる大きな湖。また本州の「おへそ」の位置にあたり、長野県のシンボルと言っても過言でない。水上ではカヌーや水陸両用バス、ワカサギ釣りなどのアクティビティが楽しめる。周辺には諏訪神社の総本社や、映画のロケ地で有名な立石公園などがあり、そして美術館や博物館も数多く点在。