標高2000m級の山々で構成される上信越国立公園志賀高原に、平成10年(1998年)に開湯した最も新しい温泉が「高天原温泉」。以前から高天ヶ原神社の近くに泉脈のを知られており、掘削を進めたところ源泉が噴出した。志賀高原のなかでも標高約1700mと最も高所に位置する。また一帯は、約300万年前に始まった火山活動が造り出した大地で、流れ出た溶岩流が冷えて固まり、そこに雨水が溜まってできたた四十八池に代表される高層湿原には、大小70余りの湖沼が点在。雄大な自然の息吹を感じながら大地に湧き出る湯を堪能できる。温泉の泉質は単純硫黄泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺など。
【開湯日】
平成10年(1998年)
【温泉の泉質】
単純硫黄泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
47.8度 6.2の中性
高天原温泉 アクセス
●JR北陸新幹線➡長野駅乗換➡長野電鉄➡湯田中駅下車➡バス➡約50分➡高天原温泉
●関越道➡上信越道➡上越方面➡信州中野IC➡R292号➡草津方面➡蓮池を左折➡3つ目のトンネル通過後左側へ➡高天原温泉
●JR中央線➡長野駅乗換➡長野電鉄➡湯田中駅下車➡バス➡約50分➡高天原温泉
●名阪➡中央道➡長野道経由➡上信越道➡上越方面➡信州中野IC➡R292号➡草津方面➡蓮池を左折➡3つ目のトンネル通過後左側➡高天原温泉
高天原温泉 近くの観光スポット【東館山ゴンドラリフト】
志賀高原最初の温泉と伝わる発哺温泉から東館山を、片道1,400mを約7分結ぶ卵形4人乗りのゴンドラリフト。冬はスキー・スノーボードのリフトとして、夏は登山や高山植物園を楽しむ方々の脚として活躍する。山頂の駅舎は展望台とレストランとを兼ねており、北アルプスなどの眺望は絶景。晴れた日には南方角に大沼池を見ることができ、その色は日によったり時間によって変わる。春夏秋冬、表情の変わる自然の景色も楽しみの一つ。