湯田中温泉

長野県

大湯をはじめ9つの共同浴場が軒を連なる湯田中温泉。開湯は古く縄文時代からすでに恩恵を受けてきたものと考えられている。文献によると約1350年前(一説には1330年前)で、天智天皇(326年〜672年)の時代、僧智由により発見され、養遐齢(ようかれい)と名づけられた。遐齢とは長命長寿のこと。これが、現在も同位置にある大湯である。また、智由はこのとき同時にこの温泉を鎮護するために、大湯の東方に弥勒石仏を建立した。源泉は数多く、それぞれ泉質が少しずつ異なっており、少し熱めのお湯は湯量豊富で、源泉かけ流しを楽しめ。また、草津街道の宿場であり、湯治場でもあった。松代藩の真田氏は湯田中の湯を愛し、城内にも温泉を届けさせた。温泉の泉質は塩化物泉、硫黄泉など。温泉の効能はリウマチ、胃腸病、糖尿病、神経痛、皮膚病、呼吸器系疾患、冷え性、美肌など。

【開湯日】

 天智天皇(326年〜672年)の時代

【温泉の泉質】

 塩化物泉、硫黄泉など

【温泉の温度】【源泉のpH値】

  50度~98度    8.0弱アルカリ性

湯田中温泉 アクセス

⚫️長野電鉄➡湯田中駅➡バス➡志賀高原方面行き➡渋温泉入口下車➡徒歩約1分 ➡湯田中温泉
⚫️上信越道➡信州中野IC➡R292経由➡約13km➡約20分➡湯田中温泉
⚫️関越道➡藤岡IC➡上信越道➡更埴JCT➡上越方面➡信州中IC➡R292号➡湯田中温泉

湯田中温泉 近くの観光スポット【渋の地獄谷噴泉】

長野県山ノ内町の湯田中温泉近くに流れる横湯川の川底から、噴上げる渋の地獄谷噴泉。新生代第3紀の御坂層中の孔隙から、凄い勢いで噴射する熱泉は高さ20mのも吹き上がり、国の天然記念物(昭和2年推定)に指定されている。ニホンザルが温泉につかっていると渋の地獄谷野猿公苑からは、徒歩5分の位置にある。

タイトルとURLをコピーしました