野沢温泉の湯を発見したのは、聖武天皇の頃(724〜748年)にこの地を訪れた僧の行基であるという説、また修行中の山伏が見つけたという説と手負の熊の後をつけた猟師が見つけたという説がある。湯山村として歴史に現れたのは文永9年(1272年)のことで、戦国時代には犬養御湯として三御湯のひとつに数えられた。江戸時代に飯山藩主の松平氏が惣湯(大湯)に別荘を建て、一般の人々にも湯治を許可した後、多くの人々が湯治という形でこの山里を訪れるようになったと云われている。温泉の泉質は弱アルカリ性単純硫黄泉、硫酸塩泉など。温泉の効能はリウマチ、通風、神経痛、皮膚病、気管支カタル、胃腸病、婦人病など。38本の源泉から毎分1700リットルお湯が湧出するほど豊富。温泉街に13ヵ所の外湯がある。
【開湯日】
聖武天皇の頃(724〜748年)
【温泉の泉質】
弱アルカリ性単純硫黄泉、硫酸塩泉など
【温泉の温度】【源泉のpH値】
66.2度 8.5の弱アルカリ性
野沢温泉 アクセス
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野沢温泉 近くの観光スポット【日本スキー博物館】
伊勢宮ゲレンデすぐ下に位置する日本スキー博物館は、日本はもとより世界各地スキーの歴史がわかる、スキー専門資料を収集した博物館。スキーの歴史的流れを6つのパートに分け、その代表的なスキー用具や資料と写真パネル年表によって各時代を紹介している。 またオーストリア、中国、モンゴルなどのスキー資料を展示。 長野冬季オリンピック、パラリンピック関連の資料も展示している。特別展や企画展も開催されている。