知床半島の主峰羅臼岳の北麓に位置し、原生林に囲まれた温泉が岩尾別温泉。古くからアイヌの人々には知られていたが、大正年間に形ばかりの旅館ができる。ホテル地の涯が昭和38年(1963年)に開業し、昭和56年(1981年)の土石流災害により宿泊客が孤立、自衛隊による救出騒ぎとなった。岩尾別温泉は、知床連山の主峰である羅臼岳のウトロ側登山の入り口に湧く、源泉100%の温泉。露天風呂の近くまで野生のエゾ鹿が顔を出すほど山奥深いが宿が2軒ある。知床半島を挟んで左右にはオホーツク海と根室海峡が広がり羅臼岳山頂からの眺望は素晴らしい。冬期間は2軒とも閉鎖される。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉。泉温は61度。温泉の効能は神経痛、腰痛、切り傷、打ち身、冷え性、痔疾、皮ふ病、筋肉痛など。
【開湯日】
昭和38年(1963年)
【温泉の泉質】
ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
46.0度 7.6の弱アルカリ性
岩尾別温泉 アクセス
⚫️JR札幌駅➡︎函館本線➡︎石北本線➡︎特急➡︎網走駅➡︎釧網本線乗換➡︎知床斜里駅下車➡︎岩尾別温泉
⚫️JR網走駅➡︎釧網本線➡︎斜里駅➡︎バス➡︎知床線➡︎岩尾別停留所下車➡︎徒歩約3分➡︎岩尾別温泉
⚫️JR網走駅➡︎釧網本線➡︎知床斜里駅➡︎バス➡︎ウトロ温泉BT下車➡︎タクシーで20分➡︎岩尾別温泉
⚫️JR網走駅➡︎釧網本線➡︎知床斜里駅➡︎バス➡︎知床大橋or知床五湖行➡︎岩尾別下車➡︎岩尾別温泉
⚫️JR釧路駅➡︎釧網本線➡︎知床斜里駅➡︎バス➡︎ウトロ温泉下車➡︎タクシー➡︎約20分➡︎岩尾別温泉
⚫️JR知床斜里駅➡︎バス➡︎ウトロ温泉行➡︎ウトロ温泉下車➡︎タクシー➡︎約20分➡︎岩尾別温泉
⚫️JR知床斜里駅前➡︎バス➡︎知床五湖or知床大橋行➡︎約1時間30分➡︎岩尾別温泉下車➡︎岩尾別温泉
⚫️札幌中心部➡︎道央道➡︎旭川鷹栖IC➡︎R39➡︎北見市➡︎網走市➡︎R334経由➡︎約280km➡︎岩尾別温泉
⚫️旭川中心部➡︎R39➡︎北見市➡︎網走市➡︎R244➡︎R334経由➡︎道道93号➡︎岩尾別温泉
⚫️美幌町➡︎R334➡︎分岐➡︎道道93号➡︎知床五湖方面➡︎岩尾別川➡︎岩尾別温泉➡︎岩尾別温泉
⚫️女満別空港➡︎バス➡︎ウトロ温泉行➡︎ウトロ温泉下車➡︎タクシー➡︎約20分➡︎岩尾別温泉
⚫️女満別空港➡︎道道64号➡︎道道249号➡︎R334➡︎道道93号(103km)➡︎岩尾別温泉
岩尾別温泉 近くの観光ガイド【フレペの滝(乙女の涙)】
フレペの滝(乙女の涙)といわれるロマンチックな滝で、山々から流れてきた地下水が、断崖の途中から染み出しホロホロと流れ落ちるような滝。高さ約100mの断崖から海へと直接流れ落ちる。年間を通して水量が少なく、シトシトと流れ落ちる様から乙女の涙とも呼ばれています。チカポイ岬に設置された展望台からは、滝の流れ落ちオホーツクのる広大な海が目の前に臨め、背後には半島を成す知床連山が見渡せる。