伊豆半島西海岸の南部に位置し、西に駿河湾を望み、東に天城山系に接し、そして岬が入り組み美しい海岸線を誇る雲見温泉。開湯は昭和30年〜46年(1955年〜1971年)に掘削された温泉で、掘削深度は245m〜560m。無色透明の湯は塩分が強い為石鹸は効かない。また、身体がよく温まり保温効果がある為、別名は熱の湯とも呼ばれている。また西伊豆のなかでも雲見は、大自然が創りあげた芸術そのものと賞賛されるほど透明度の高い海が広がり、奇岩奇勝が連なり断崖には黒潮がはじけ、白い砂浜のむこうには雄大な富士山が遠望すばらしくまさに絶景。温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム・塩化物泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、運動麻痺など。
【開湯日】
昭和30年〜46年(1955年〜1971年)
【温泉の泉質】
ルシウム・ナトリウム・塩化物泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
47度~50度 7.4の弱アルカリ性
雲見温泉 アクセス
●東京IC➡東名高速➡沼津IC➡伊豆縦貫道➡函南IC➡伊豆中央道➡伊豆市➡R136➡松崎➡雲見温泉
●東京IC➡新東名➡沼津長泉IC➡伊豆縦貫道➡函南IC➡伊豆中央道➡伊豆市➡R136➡松崎➡雲見温泉
●東京IC➡東名➡厚木IC➡厚木小田原道➡小田原➡箱根新➡三島➡R136号線➡松崎➡雲見温泉
●東京駅➡新幹線➡熱海駅➡伊豆急線➡下田駅➡バス➡松崎バスターミナル➡雲見温泉
●東京駅➡新幹線➡三島駅➡伊豆急箱根鉄道➡修善寺駅➡バス➡松崎バスターミナル→➡雲見温泉
●東京駅➡直通電車➡修善寺駅➡バス➡松崎バスターミナル➡雲見温泉
雲見温泉 近くの観光スポット【雲見くじら館】
昭和52年、雲見漁港内に迷い込み砂浜へ乗り上げてしまったセミクジラ。海へ帰そうと住民たちの努力も虚しく、翌日衰弱死してしまった。体長115m、体重22トンの未成熟個体だったが、世界的にも貴重なセミクジラだと分かった。解体されて海岸に埋められ、4年後の昭和56年に発掘され。その後、昭和58年に骨格標本を展示する雲見くじら館が開館された。