万葉集にも歌われ、天女が舞い下りたという羽衣伝説が残る三保の松原に湧く「三保はごろも温泉」。開湯は平成18年(2006年)と新しいが、かつて与謝野晶子や太宰治、三島由紀夫らが訪れ、数々の作品にも描かれた日本を代表する名勝地。泉温は26.52℃、pH7.8、毎分45リットル。黄色微濁で海に近い為塩辛い温泉でよく温まる。加温あり、加水・循環・濾過なし、塩素消毒ありのかけ流しだが、塩素臭は気にならない程度。御穂神社に続く松並木の参道の先には、樹齢650年の羽衣の松(2代目)がシンボル。毎年10月にはここで能楽(羽衣)が披露される。温泉の泉質は含銅-ナトリウム-塩化物強塩泉。効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病など。
【開湯日】
成18年(2006年)
【温泉の泉質】
含銅-ナトリウム-塩化物強塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
26.5度 7.36の中性
三保はごろも温泉 アクセス
⚫️JR東海道本線➡清水駅➡タクシー➡約20分➡三保はごろも温泉
⚫️JR東海道本線➡清水駅➡バス➡三保車庫行➡三保本町下車➡三保はごろも温泉
⚫️JR東海道本線➡清水駅➡バス➡東海大学三保水族館行き三保本町下車➡徒歩約10分➡三保はごろも温泉
⚫️東名高速➡清水IC➡R1➡県道338号➡R1➡R149➡R150号➡県道199号➡三保方面➡約12km➡三保はごろも温泉
三保はごろも温泉 近くの観光スポット【神の道】
樹齢200年〜400年の老松が茂っている神の道は、江戸時代は幕府の天領で、三保松原は半島全体が松に覆われていた。明治維新後、御穂神社周辺などの松は旧幕臣によって伐採されたが、海岸沿いの松原とこの神の道周辺の松は神域として残された。三保松原のシンボルの羽衣伝説を残す羽衣の松は健在。