海沿いまで山が突き出た狭地に19軒の旅館ホテルが存在する。熱川の源泉温度はほぼ100度であることから、源泉井の上部からは湯気が多く出ており、湯煙に包まれた温泉街の光景を形成している。開湯伝説では、江戸城を築城したことでも知られる太田道灌が川底から温泉が湧いている場所で傷を癒している猿を見て、温泉を発見したという。温泉熱を利用した熱川バナナワニ園が有名。温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉・硫酸塩温泉など。温泉の効能は慢性皮膚病、神経痛、五十肩、筋肉痛、リウマチ、内臓疾患、冷え性など。
【開湯日】
太田道灌が開湯伝説が残る(詳細は不明)
【温泉の泉質】
硫黄泉、硫化水素泉、単純泉など
【温泉の温度】【源泉のpH値】
100度ほか 8.1の弱アルカリ性
熱川温泉 アクセス
●東名➡東京IC➡ 厚木IC➡小田原厚木道➡小田原➡R135号➡熱海 ➡伊東➡熱川熱温泉
●東名➡沼津IC➡R1号➡R136➡修善寺➡伊東➡伊豆高原➡熱川熱温泉
●JR東京駅➡新幹線こだま➡熱海➡JR伊東線&伊豆急行線➡熱川熱温泉
●JR東京駅➡伊特急 踊子号・スーパービュー踊り子号➡➡熱川熱温泉
●JR名古屋駅➡新幹線こだま➡熱海駅➡JR伊東線&伊豆急行線➡熱川熱温泉
熱川温泉 近くの観光スポット【熱川バナナワニ園】
豊富な温泉熱を利用し、熱帯の珍しい植物を集めた植物園で、本園・ワニ園・分園の三つに分かれている。ワニ園は世界のワニ32種類・現在約200頭が飼育されている。ハイビスカスや熱帯スイレン・洋ラン・観葉植物など約9,000種を栽培している。分園ではバナナ・パパイアをはじめ数多くの果実が甘い香りを漂わせている熱帯果樹園のほか、レッサーパンダが自然のままに飼育されている。