くろば温泉

富山県

平成16年(2004年)に、城端町・上平村をはじめ周辺8つの町村が合併して南砺市が誕生。富山県の南西端に位置し、北部は砺波市など、東部は富山市、西部は石川県金沢市、南部は1000m?1700mの山岳を経て岐阜県飛騨市や白川村と隣接している。その南砺市に、日帰り向けの温泉施設として平成元年(1989年)に、小原ダムの湖畔にオープンしたのが「くろば温泉」。元々付近に温泉が湧いていたと、昔から村民の間に伝わっていた。昭和41年(1941年)にダムが完成し、その河原は深い湖底に水没した。その後、村民の云い伝えもあることから、上平村が一円の泉脈を調査し、ダム湖から100mほど離れた場所を掘削した。昭和62年(1987年)に温泉がわき出し、地名の「くろば」を取って温泉名とした。温泉の泉質はナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、痔疾など。

【開湯日】

  平成16年(2004年)

【温泉の泉質】

  ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   29.3度      8.6のアルカリ性

くろば温泉 アクセス

⚫️JR城端線➡城端駅➡バス➡約35分➡徒歩約1分
⚫️東海北陸道➡五箇山IC➡約3分➡西赤尾バス停
⚫️JR城端線城端駅➡バス➡五箇山・白川郷方面行➡約40分➡細島下車
⚫️東海北陸道➡五箇山IC➡R156号➡高岡方面➡約3km

くろば温泉 近くの観光スポット【国指定重要文化財 村上家】

五箇山地方の中でも、最大規模を誇る合掌造り。国の重要文化財に指定され、約400年の歴史を伝える建物には数千点の民族資料が展示。縄とネソ木で結束された合掌部分、板壁、太い用材など、この地方の有力な生産農家の構えを見ることができる。戦国時代の武家造りから書院造りに移る過渡期の様子を示すなど多くの遺構が残されており、全国的にも類を見ないと云われている。

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