函館から江差に抜ける国道277号線の、厚沢部町内に入る少し手前にある鶉集落の田園風景が続く中に「うずら温泉」がある。入浴施設が開業したのは平成7年(1995年)の4月で、宿泊施設がオープンしたのは同じ年の9月。建物はお洒落な塔を併設した白い近代的な建物で、温泉は露天風呂は無いが大きな内風呂、サウナも完備し、洗い場は9カ所と若干少ない。湯は無色透明で若干ツルツルしている。平成20年(2008年)にオープンした広東料理レストランは好評。厚沢部町はメークインの発祥の地で、貸し農園での農作業やイモ掘りツアーなどの後に、温泉で疲れを癒すという楽しみ方もできる。温泉の泉質は単純温泉(アルカリ性単純温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、慢性消化器病、冷え性など。
【開湯日】
平成7年(1995年)
【温泉の泉質】
単純温泉(アルカリ性単純温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
31.0度 8.57のアルカリ性
うずら温泉 アクセス
⚫JR函館駅➡︎バス➡︎厚沢部経由江差行➡︎約1時間➡︎鶉学校前下車➡︎うずら温泉
⚫JR新函館北斗駅➡︎バス➡︎厚沢部経由江差行➡︎約40分➡︎鶉学校前下車➡︎うずら温泉
⚫JR長万部駅➡︎R5➡︎八雲方面➡︎道道67号➡︎R227➡︎鶉町方面➡︎うずら温泉
⚫道央道➡︎落部IC➡︎R5➡︎道道八雲厚沢部線➡︎R227経由➡︎約90km➡︎約105分➡︎うずら温泉
⚫道央道➡︎落部IC➡︎R5号➡︎道道67号➡︎R227経由➡︎55km➡︎うずら温泉
⚫札幌➡︎道央道➡︎落部IC➡︎R5号➡︎道道67号➡︎R227経由➡︎55km➡︎うずら温泉
⚫苫小牧➡︎道央道➡︎落部IC➡︎R5➡︎道道八雲厚沢部線➡︎R22➡︎約90km➡︎105分➡︎うずら温泉
⚫江差町➡︎バス➡︎函館行➡︎約50分➡︎うずら町下車➡︎徒歩約10分➡︎うずら温泉
うずら温泉 近くの観光スポット【館城跡】
明治元年(1868年)に、松前藩は突如、住み慣れた松前城(福山)を離れ、約80kmほど北にある厚沢部の館村に新城を築いた。日本最後の和式築城で、新政府軍に追われ松前城に代わる新城として内陸部に建設した。戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の際に激しい攻撃を受け、築城後わずか2カ月半で焼失しました。現在城趾は桜の公園となっており、毎年5月の第2日曜日には館城跡まつりが開催されている。