波穏やかな富山湾の雨晴海岸に面し、能登半島や立山連峰を望める雨晴温泉。平成元年(1989年)に開湯した比較的新しく温泉で、湯は肌がスベスベし、身体の中まで温まる。また雨晴海岸は、日本の渚百選に選ばれた海岸で、雨晴駅近くには義経岩がある。文治3年(1187年)、源義経が兄頼朝から追われて、北陸から奥州へ向かう途中に、にわか雨が降ったので、弁慶が岩を(後の義経岩)持ち上げて、雨が晴れるのを待ったという云い伝えがあります。その伝説から、地名として雨晴と名づけられたと云われている。温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉(高張性、弱アルカリ性、温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病など。
【開湯日】
平成元年(1989年)
【温泉の泉質】
ナトリウム-塩化物泉(高張性、弱アルカリ性、温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
40度 7.88の弱アルカリ性
雨晴温泉 アクセス
⚫️JR高岡駅➡氷見線➡乗換➡JR雨晴駅下車➡雨晴温泉
⚫️あいの風とやま鉄道➡高岡駅➡JR氷見線➡JR雨晴駅下車➡雨晴温泉
⚫️北陸道➡小杉IC➡雨晴温泉
⚫️富山空港➡タクシー➡あいの風とやま鉄道高岡駅➡JR氷見線乗換➡雨晴温泉
⚫️能越道➡高岡北IC➡R160➡415➡雨晴温泉
雨晴温泉 近くの観光スポット【桜谷古墳】
大正7年に諏訪杜の老松を掘り起こしたら、内行花文鏡と管玉13個が出土。その後、周辺を発掘調査したところ、7基の円墳と2基の前方後円墳が見つかった。2基の前方後円墳は後に国の史跡として指定され、1号墳は柄鏡の形状をおり、2号墳は帆立貝の形をしている。どちらも内部は未調査ながら、桜谷古墳は出土品と地方では珍しい大型の古墳である。