白山一里野温泉の南東、尾添川の上流に位置する新岩間温泉。昭和32年(1957年)、ここから中ノ川を約4km遡った湯谷の川岸に源泉があり、川をせき止め湯を引き入れて湯浴みする登山客の姿もみられる。雪崩の心配のない現地点まで元湯から引湯して開かれた温泉で、白山登山岩間道と楽々新道の起終点である。熱湯が湧き出る天然記念物の噴泉塔群の5kmほど下流にある。古くは泰澄大師の開湯伝説があり、加賀藩家老の湯治記録があるなど、歴史と秘境の秘湯温泉。温泉泉質は弱食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)。温泉効能はリューマチ・神経痛、胃腸病、外傷・骨折・火傷・貧血・喘息・胃腸疾患・交通事故後遺症など。
【開湯日】
昭和32年(1957年)
【温泉の泉質】
弱食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
93度 7.3の弱アルカリ性
新岩間温泉 アクセス
⚫️北陸鉄道石川線➡鶴来駅➡バス➡中宮温泉行➡白山一里野下車➡送迎車約20分➡新岩間温泉
⚫️JR金沢駅➡北陸本線➡北陸鉄道➡石川線➡鶴来行➡バス➡約40分➡新岩間温泉
⚫️北陸道➡小松IC➡約60分or金沢森本IC➡約70分➡新岩間温泉
⚫️JR北陸本線➡金沢駅➡バス➡停瀬女下車➡瀬女より無料送迎➡新岩間温泉
⚫️名神高速➡米原JC➡北陸道➡小松IC➡R360➡車➡約60分➡新岩間温泉
⚫️北陸道➡小松IC➡R157➡R360➡県道57号➡新岩間温泉
新岩間温泉 近くの観光スポット【綿ヶ滝】
手取峡谷にある落差32mのダイナミックな滝。勢いよく水が落ち様が、まるで綿をちぎって落としたように見えるところから綿ヶ滝という名がついた。手取峡谷の代表的名所で、駐車場から遊歩道を150mほど行くと展望台があり、手取峡谷と綿ヶ滝を見る絶好のスポット。滝のすぐ側まで下りることもできるが、階段は急で岩場もありますので要注意。