昭和33年(1958年)に、尾上の神社の井戸を掘り起こした時、湧き出たのが尾上温泉。琵琶湖畔の余呉川の河口近くに旅館紅鮎が一軒宿として本格的に営業を始めた。竹生島を望む景勝地で、特に夕暮れ時の美しさは琵琶湖八景に数えられている。温泉の泉質は元々ヒドロ炭酸鉄泉だったが、最近になってナトリウム炭酸水素塩泉に変化したという。緩和性の泉質は高齢者向きで、若干温度の低い単純泉は婦人病、神経痛に効能がある。肌がスベスベになり、湯上がりはさらっとした肌ざわりになるとも評判。変化を続ける生きた温泉をじっくりと味わいたい。縄文時代早期以降の土器類が数多く発見された葛籠尾崎湖底遺跡もある。温泉の泉質は単純温泉/炭酸水素塩泉。温泉の効能は皮膚病、婦人病、神経痛など。
【開湯日】
昭和33年(1958年)
【温泉の泉質】
硫黄泉、硫化水素泉、単純泉など。
【温泉の温度】【源泉のpH値】
21.1度 7.5の弱アルカリ性
尾上温泉 アクセス
⚫️JR北陸本線➡︎河毛駅➡︎バス➡︎約20分➡︎尾上温泉
⚫️JR北陸本線➡︎高月駅西出口➡︎タクシー➡︎約10分➡︎尾上温泉
⚫️JR北陸本線➡︎長浜駅下車➡︎車➡︎約20分➡︎尾上温泉
⚫️北陸道➡︎長浜IC➡︎湖周道路経由➡︎約16km➡︎約20分➡︎尾上温泉
⚫️東名高速➡︎名神高速➡︎北陸道➡︎長浜IC➡︎さざなみ街道経由➡︎車➡︎約20分➡︎尾上温泉
⚫️阪神高速➡︎北陸道➡︎木ノ本IC➡︎さざなみ街道経由➡︎車➡︎約10分➡︎尾上温泉
尾上温泉 近くの観光スポット【葛籠尾崎湖底遺跡資料館】
世界で最も深い湖底にある葛籠尾崎湖底遺跡資料館。琵琶湖に突き出した葛籠尾崎の先端から東沖6mから700m、岬の湖岸に沿って北へ数キロの範囲、水深10m〜70mの湖底で発見された縄文・弥生時代の土器を展示。数百年または数千年の時を経て現代に伝わる古代ロマンを感じることができる。