1200年程前、天台宗総本山・比叡山延暦寺の麓に広がる雄琴温泉。比叡山延暦寺の開祖・最澄が今から約1200年前に開いた湯といわれるが、霊湯としても古くから知られていた古湯が雄琴温泉。その昔、8つの頭を持つ大蛇が住み着いていた蛇ケ谷の傍らに湧いていた念仏池が、後の雄琴温泉とも云われている。その池は、地下から絶え間なく水が湧き出て病気や傷を癒し、念仏とともに賽銭を投げ入れれば願い事が叶ったと広まった。荘厳な比叡山に見守られ発展してきた信仰の地に湧く、神秘的な温泉だが、目の前には日本一の面積を誇る胃琵琶湖が迫り、名所や史跡や数多く点在する。温泉の泉質はアルカリ性単純泉など。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打ち身、消化器など。
【開湯日】
今から約1200年前に最澄が開いたと云われるが(詳細は不明)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
30.1度〜44.2度 9.2のアルカリ性
雄琴温泉 アクセス
⚫️JR京都➡︎湖西線➡︎おごと温泉駅➡︎タクシー➡︎約5分➡︎雄琴温泉
⚫️JR大阪駅➡︎JR湖西線➡︎新快速➡︎比叡山坂本駅➡︎約50分➡︎雄琴温泉
⚫️名神高速➡︎栗東IC➡︎琵琶湖大橋経由➡︎約35分➡︎雄琴温泉
⚫️名神高速➡︎京都東IC➡︎西大津バイパス(161号バイパス)経由➡︎約20分➡︎雄琴温泉
⚫️湖西道路➡︎仰木雄琴IC➡︎車➡︎約5分➡︎雄琴温泉
雄琴温泉 近くの観光スポット【おごと温泉観光公園】
おごと温泉の源泉を活用した足湯をはじめ、周辺の観光案内や地元物産品の展示・販売している「おごと温泉観光公園」。他にカフェやレンタサイクルなどがあり、全ての人に無料で楽しめる。また公園内の美しい芝生の上やベンチに座って琵琶湖を一望できる休憩場所も完備。
