その昔、足を痛めた白鷺が、噴出していた天然の温泉に度々飛来し、足を治したという故事が残っている。この白鷺の噂が広まり普門寺の住職(湛海和尚)の耳に届き、湯の湧き出る所に湯船をつくり「サギの湯」と名付けた。これが椿温泉の始まりと伝えられている。天保10年(1839年)の紀伊続風土記に「村の南八丁に椿谷あり、湯小温にして水清く、唯柔なり。浴する時は肢体に油を注ぐごとにして、すこぶる心地よし・・・と」あり、すでに名湯として紹介されている。昔は寺湯でしたが、今では各旅館に泉源がおかれ、温泉旅館が数軒あるだけ。またメジャーな白浜温泉の陰に隠れてし、源泉は、地元集落の中心部から国道を少し登ったところに位置する。また小規模ながら、徒歩5〜10分ほどの入り江には海水浴場がある。昔は寺湯でしたが、今では各旅館に泉源がおかれています。
【開湯日】
天保10年(1839年)の紀伊続風土記に記載されているが(詳細は不明)
【温泉の泉質】
弱アルカリ性単純温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
32度 9.9のアルカリ性
椿温泉 アクセス
⚫️JR紀勢本線➡椿駅下車➡徒歩30分➡椿温泉
⚫️新大阪➡JR特急➡白浜駅➡約2時間10分➡椿温泉
⚫️白浜温泉➡JR白浜駅経由➡バス➡白浜温泉➡白浜駅➡椿温泉➡日置➡椿温泉
⚫️JR紀勢本線➡白浜駅➡バス➡日置駅行➡椿温泉下車➡徒歩3分➡椿温泉
⚫️東京(羽田)➡南紀白浜空港➡約70分➡タクシー➡約20分➡椿温泉
⚫️中国道➡吹田JCT➡約156km➡阪和道➡南紀白浜IC➡椿温泉
⚫️近畿道➡南紀白浜IC➡R42➡新宮・串本方面➡約7分➡椿温泉
⚫️飛行機:南紀白浜空港から車で約15分➡椿温泉
⚫️紀勢道➡南紀白浜IC➡約7分 ➡椿温泉
⚫️飛行機➡南紀白浜空港➡車➡約15分➡椿温泉
椿温泉 近くの観光スポット【白良浜】
和歌山県西牟婁郡白浜町の鉛山湾沿岸に位置する白良浜。石英の砂からなる白い浜辺と白浜温泉で知られれ、ハワイ・ワイキキビーチの友好姉妹浜(Goodwill Beach City Relationship)である。打ち寄せる波によって減ってしまう砂。その為和歌山県は、平成17年迄に約7万4500m3の白砂をオーストラリアから導入し、綺麗な白い砂が保たれている。