明治45年(1912年)の完成から約100年間、JR山陰本線を見守り続けてきた余部鉄橋。平成22年(2010年)に、新しくコンクリート橋に架け替えられ、風による運休が少なくなった。その鉄橋の近くに放射能泉で知られる余部温泉は昭和54年(1979年)から利用され、高さ40m程の鉄橋上を列車が通過して行く光景は素晴らしく、余部温泉は鉄橋を一望できる。温泉の源泉は無色透明・極微量の硫化水素臭を感じる冷泉。しかし湧出量も多く、 普段は田んぼの水源になっているようで、必要な時だけ引湯している。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打身、慢性消化器病、冷性etc。
【開湯日】
享禄元年(詳細は不明)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
30度 8.6のアルカリ性
餘部温泉 アクセス
⚫️JR山陰本線➡餘部駅➡徒歩約10分➡餘部温泉
⚫️中国道➡吉川JC➡舞鶴道春日IC➡北近畿道➡日高神鍋高原IC➡日高神鍋高原IC➡R312➡豊岡経由➡R178➡佐津IC➡香住余部道路➡余部IC下車➡餘部温泉
⚫️JR山陰本線➡香住駅➡バス➡矢田川温泉下車➡餘部温泉
⚫️JR山陰本線➡餘部駅➡徒歩すぐ ➡餘部温泉
⚫️北近畿豊岡道➡八鹿氷ノ山IC➡車➡約65分➡餘部温泉
⚫️北近畿豊岡道➡日高神鍋高原IC➡車➡約45分➡餘部温泉
餘部温泉 近くの観光スポット【余部鉄橋「空の駅」】
余部鉄橋空の駅は、JR西日本山陰本線鎧駅~余部駅の間にある鉄橋で、明治45年の完成から約100年間、JR山陰本線の運行を支えてきた余部鉄橋。全長約310m、高さは約40mの規模を誇り、当時は山を掘るより、橋を造る技術のほうがづぐれていた。平成22年(2010年)にコンクリート橋にリニューアル。しかし昭和61年(1986年)の列車転落事故を契機に、架け替えに向けた取り組みがなされ、平成22年(2010年)に現在の余部橋梁が完成。平成25年(2013年)には旧橋梁を保存利用した展望スペース「空の駅」もオープン。