兵庫県の北西部のに岸田川河畔に、昭和26年(1951年)に発見された天然湧出の七釜温泉。現在の浜坂温泉郷において最初の開湯となる。本格的なボーリングは昭和35年(1961年)に行われ、地下約236mから46.5度の入浴に適した源泉を発見。黄色を帯びた湯は、毎分約750リットルもの豊富な湯量を誇っている。源泉の温度が46.5度と適温で加水加温の必要が無いため、全ての宿が源泉かけ流であり、浜坂温泉郷においてて最も効能が高い温泉とされる。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩高温泉。温泉の効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病など。
【開湯日】
昭和26年(1951年)
【温泉の泉質】
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩高温泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
50.4度 7.18の中性
七釜温泉 アクセス
⚫️JR浜坂駅➡︎バス➡︎栃谷七釜温泉口or七釜温泉下車➡︎七釜温泉
⚫️大阪➡︎中国道➡︎舞鶴道➡︎春日IC➡︎北近畿道➡︎八鹿氷ノ山IC➡︎R9経由➡︎七釜温泉
⚫️中国道➡︎福崎IC➡︎播但有料➡︎和田山➡︎約1時間➡︎七釜温泉
⚫️中国道➡︎福崎IC➡︎播但連絡道➡︎和田山IC➡︎R9➡︎浜坂➡︎七釜温泉
⚫️北近畿豊岡道➡︎和田山IC➡︎R9➡︎浜坂➡︎七釜温泉下車➡︎七釜温泉
⚫️姫路➡︎播但道➡︎八鹿 氷ノ山IC➡︎R9➡︎約2時間30分➡︎七釜温泉
⚫️鳥取市➡︎R9➡︎R178➡︎約50分バス➡︎七釜温泉経➡︎由湯村温泉行➡︎七釜温泉
⚫️JR大阪➡︎特急はまかぜ➡︎浜坂駅➡︎バス➡︎七釜温泉経➡︎由湯村温泉行➡︎七釜温泉
⚫️JR京都➡︎特急きのさき➡︎浜坂駅➡︎バス➡︎七釜温泉経➡︎由湯村温泉行➡︎七釜温泉
⚫️JR姫路➡︎特急はまかぜ➡︎浜坂駅➡︎バス➡︎七釜温泉経➡︎由湯村温泉行➡︎七釜温泉
七釜温泉 近くの観光スポット【玉田寺庭園】
関ヶ原の合戦で敗れ、この地に隠棲帰農した美濃の戦国武将・丸毛恒次郎らが丸毛一族の援助のもとに安永5年頃、本庭を完成されたと推定されている。庭は楠山式枯山水庭園で、前部の平庭部と中段の築山部と、奥部の平坦部とが露段風に3段になって作庭されている。奥行を深くとっているので遠近感があり、ゆったりとした空間を構成しており、築山構成はなかなか見ごたえがある。