江戸時代から湧き続けている温泉。文政年間(1818~1830年)、周囲が不作でなのに、ある一角だけが豊かに実りをしていた。それを不思議に思った庄屋が足守藩主に伝えたところ、藩主が土地を掘らせると湯が噴き出した。これが温泉の始まりと云われている。大正時代には最上温泉として栄えたが、今日では「かしお温泉」として多くの人々に親しまれている。温泉は小ぢんまりした温泉だが、泉質は良く少し硫黄臭のするツルツル湯で、洗い場のカランで微硫黄臭が楽しめ、更に気分が高まりまる。温泉の泉質は単純放射能泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打身、慢性消化器病、痔疾、冷症etc。
【開湯日】
文政年間(1818~1830年)
【温泉の泉質】
単純放射能泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
20.0度 9.2のアルカリ性
かしお温泉 アクセス
⚫️JR吉備線➡︎足守駅➡︎タクシー➡︎約7分➡︎かしお温泉
⚫️JR吉備線➡︎服部駅➡︎7.5km➡︎かしお温泉
⚫️JR姫新線➡︎院庄駅➡︎タクシー➡︎約10分➡︎かしお温泉
⚫️岡山道➡︎岡山総社IC➡︎R180➡︎R429➡︎経由8㎞➡︎かしお温泉
かしお温泉 近くの観光スポット【吉備津神社】
雄大な本殿と拝殿の他、美しい曲線を描く、総延長約400mの長大な回廊が奇観であり、古い面影を残す。豪壮かつ優美な比翼入母屋造りの国宝。数多くの吉備津彦命伝承が残り鳴釜の神事は上田秋成の「雨月物語」でも著名。回廊も奇観である。吉備津彦神社とも称したが、現在は吉備津神社が正式名である。