鳥取県境に近い岡山の山里に湧き、鎌倉時代にはこの地に棲むタヌキが、猟師に撃たれ傷を治したと伝わる温泉。平成23年(2011年)に廃業したが、平成27年(2015年)にリニューアルオープン。塩谷川に面した露天風呂では、夏はカジカの声、冬は清流に舞う雪景色を眺めゆったり時間を過ごせる。昔から湯治場として利用され、今も湯治場の風情が残り、ラジウムを含む効能豊かな温泉が湧出している。温泉の泉質は単純弱放射能泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷性、打身、高血圧、通風、糖尿病etc。
【開湯日】
鎌倉時代、(詳細は不明)
【温泉の泉質】
単純弱放射能泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
21度〜26度 8.4の弱アルカリ性
あわくら温泉 アクセス
⚫️JR鳥取➡︎JR因美線➡︎智頭駅➡︎智頭急行線➡︎各駅停車➡︎あわくら温泉
⚫️JR関西➡︎特急スーパーはくと➡︎JR大原駅➡︎タクシー➡︎約10分➡︎あわくら温泉
⚫️鳥取➡︎自動車道➡︎西粟倉IC➡︎R373➡︎鳥取方面➡︎約2km➡︎あわくら温泉
⚫️関西➡︎中国道➡︎吹田IC➡︎佐用JCT➡︎鳥取道➡︎西粟倉IC下車➡︎あわくら温泉
⚫️関西➡︎阪神高速11号池田線➡︎福島IC➡︎あわくら温泉
⚫️岡山➡︎県道27号➡︎R374➡︎R179号➡︎県道5号➡︎R373号経由➡︎あわくら温泉
あわくら温泉 近くの観光スポット【粟倉神社】
粟倉神社の創祀年代は不詳だが、天安元年(857年)と伝えられている。美作一宮中山神社から勧請して祠頭大明寺と称し、知社、筏津、川東を除いた地域と兵庫県に編入された奥海を加えた地域の総鎮守。 明治以前は祠頭大明神と称し、東西粟倉の庄の総鎮守で、歓請の本社は美作一宮中山神社。 貞観4年以前は、東西粟倉の庄の氏子が祭事を奉仕したが、争論が起こったので、東西粟倉に分社し中山神社に参拝して、その区域の指示を仰ぎ八社に奉斎した。明治以降、粟倉神社と改称したが、粟倉庄十二ヶ村(八社)の総鎮守社を意味している。