吉井川沿いにある渓流美豊かな温泉地。明治4年(1871年)に天台宗般若寺の宿坊として開業、昭和32年(1957年)に温泉旅館として営業を開始。奥津渓の一番美しい所にあり、紅葉時期の散策は最高で、12人しか泊まれない小さい宿だが、空いていれば時間に関係なく入浴休憩も可能。窓からは外の川が見え、開放的な造りとなっており、温泉は自噴している湯をそのまま、流し込んでいるという新鮮湯で、浴後はヌルヌル感を楽しめる。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。温泉の効能は神経痛、リウマチ、胃腸病、慢性婦人病etc。
【開湯日】
明治4年(1871年)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
38.3度~41.2度 9.4のアルカリ性
般若寺温泉 アクセス
⚫️JR津山線➡津山駅➡バス➡奥津温泉・石越行➡小畑下車➡徒歩5分➡般若寺温泉
⚫️JR津山駅➡バス➡大釣橋中銀寮前下車➡徒歩約3分➡般若寺温泉
⚫️新大阪➡JR山陽新幹線➡岡山駅➡JR津山線➡津山駅➡バス➡奥津温泉行➡般若寺温泉
⚫️中国道➡院庄IC➡R179経由➡23km➡般若寺温泉
般若寺温泉 近くの観光スポット【松崎天民の碑】
文筆家の松椅天民(名は市郎)は度々奥津を訪れ、昭和8年には癸酉正月と刻まれ奥津温泉入口(石割桜)の路傍に建てられている。松崎天民は岡山県生で、日本の作家、新聞記者。都市風俗、特にアンダーグランドの探訪を得意とし、淪落の女、銀座などを著した。神戸事件の滝善三郎は祖母の弟。また食通として知られ、雑誌・食道楽を経営。