湯の山温泉

広島県

江戸時代には広島藩主浅野公の湯治場として栄えた由緒ある温泉。その歴史は古く。大同2年(807年)に発見され、寛延3年(1750年)には5代藩主の浅野吉長によって湯治場が造られた歴史を持つ湯の山温泉。ここの自慢は、露天風呂の高さで4mの崖上から落ちる源泉の打たせ湯。冷たい新鮮な源泉(約23.5°C)を打たせ湯で身体に浴びる体験ができるのはここだけ。また打たせ湯の崖上にある古びた建物は、国の重要有形民俗文化財にも指定されている。平成6年(1994年)には、この温泉の歴史と泉質を活かした多目的温泉保養館クアハウス湯の山をオープンさせた。付近に高さ300mの屏風岩で知られる石ヶ谷峡などの景勝地も点在。温泉の泉質は単純弱放射能冷鉱泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷性、打身、痛風、動脈硬化、胃腸病、高血圧、胆嚢炎、慢性皮膚病、痔疾、慢性婦人病etc。

【開湯日】

  大同2年(807年)

【温泉の泉質】

  単純弱放射能冷鉱泉

【温泉の温度】  【源泉のph値】

    23.5度       8.6のアルカリ性

湯の山温泉 アクセス

 
●JR山陽本線➡︎五日市駅➡︎バス➡︎湯来・杉並台団地線➡︎湯来ロッジ前行➡︎大橋下車➡︎徒歩15分➡︎湯の山温泉
●山陽道➡︎五日市IC➡︎県道41号➡︎R433➡︎R488➡︎湯の山温泉
●山陽道五日市IC➡︎県道41号➡︎日市駅下車➡︎湯の山温泉
●広島道➡︎広島北IC➡︎国道191➡︎R433号➡︎湯の山温泉方面➡︎24km➡︎湯の山温泉

湯の山温泉 近くの観光スポット【多羅多羅の滝】

 
湯の山温泉近くある高さ70mの滝。3段からなる滝の中央部まで鎖を伝って登れるが、滝全体を一望することができない。また平常時は水量が少なく岩肌を「たらたら」と伝い流れることから名付けられた。増水時には、滝の裏側から見られるので別名裏見滝とも呼ばれる。駐車場から徒歩20分と近い。

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