北海道が蝦夷地と云われたいた時代から、先住民のアイヌが自然に湧出していた温泉を、利用していたのが温根湯温泉の始まりと伝えられている。明治24年（1891年）に、旭川から網走までの中央道路が開通した頃から無加川縁に温泉が出ることは知られるようになったが、当時は奥地の大森林の中にあったため、ほとんど訪れる人もなく放置されていた。1899年（明治32年）に本州方面からの入植者たちである国沢氏、大江氏らによって数軒の温泉旅館が作られ、今日の温根湯温泉の礎となった。終戦までは、旧陸軍第七師団の傷病兵の療養地として指定されていたこともある。戦後、昭和32年（1957年）に、国道39号線が石北峠を経由する大雪国道として開通してからは、層雲峡−網走−知床−阿寒国立公園を結ぶ道東観光のゴールデンルート上にあることから、本州方面からの観光客も数多く宿泊するようになった。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。泉温は42℃以上。温泉の効能は糖尿病、婦人病、動脈硬化症、神経痛、皮膚病など。
【開湯日】
明治24年（1891年）
【温泉の泉質】
アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
【温泉の温度】 【源泉のph値】
48.9度 9.1のアルカリ性
温根湯温泉 アクセス
⚫️️JR旭川駅➡︎石北本線➡︎遠軽経由➡︎辺蘂駅➡︎バス➡︎約20分➡︎温根湯温泉
⚫️️JR旭川駅➡︎石北本線➡︎遠軽経由➡︎西留辺蘂駅➡︎バス➡︎約20分➡︎温根湯温泉
⚫️️JR遠軽駅➡︎石北本線➡︎留辺蘂駅➡︎バス➡︎温根湯温泉行➡︎約20分➡︎温根湯温泉下車➡︎温根湯温泉
⚫️️JR北見駅➡︎石北本線➡︎遠軽方面➡︎辺蘂駅➡︎バス➡︎約20分➡︎温根湯温泉
⚫️️JR北見駅➡︎石北本線➡︎留辺蘂駅➡︎バス➡︎約20分(北見駅➡︎バス➡︎約50分)➡︎温根湯温泉
⚫️️JR北見駅➡︎石北本線➡︎遠軽方面➡︎西留辺蘂駅➡︎バス➡︎約20分➡︎温根湯温泉
⚫️️JR網走駅➡︎石北本線➡︎留辺蘂駅➡︎留辺蘂バスT➡︎温根湯行➡︎温根湯下車➡︎徒歩3分➡︎温根湯温泉
⚫️️JR留辺蘂駅➡︎バス➡︎道の駅おんねゆ温泉行➡︎約20分➡︎終点下車➡︎徒歩約2分➡︎温根湯温泉
⚫️️札幌中心部➡︎札幌JCT➡︎道央道➡︎比布JCT➡︎旭川紋別道➡︎約3時間30分➡︎温根湯温泉
⚫️️札幌中心部➡︎札幌JCT➡︎道央道➡︎旭川層雲峡IC下車➡︎石北峠方向➡︎一般道39号線➡︎温根湯温泉
⚫️️旭川中心部➡︎旭川北IC➡︎道央道➡︎比布JCT➡︎旭川紋別道➡︎上川層雲峡IC➡︎R39➡︎約85km➡︎温根湯温泉(旭川➡︎約2時間30分、札幌➡︎約4時間)
⚫️️旭川中心部➡︎旭川北IC➡︎道央道➡︎旭川層雲峡IC下車➡︎石北峠方向➡︎一般道39号線➡︎温根湯温泉
⚫️️深川中心部➡︎道央道➡︎比布JCT➡︎旭川紋別道➡︎上川層雲峡IC➡︎R39➡︎90km➡︎温根湯温泉
⚫️️岩見沢中心部➡︎道央道➡︎旭川層雲峡IC➡︎下車➡︎石北峠方向➡︎一般道39号線➡︎温根湯温泉
⚫️️北見バスターミナル➡︎温根湯温泉入口➡︎約59分➡︎温根湯小学校下車➡︎温根湯温泉
⚫️️女満別空港➡︎バス➡︎北見バスターミナル行➡︎約40分➡︎北見バスターミナル下車➡︎バス乗換➡︎温根湯行➡︎約40分➡︎温根湯下車➡︎徒歩約3分➡︎温根湯温泉
⚫️️女満別空港線➡︎北見バスターミナル➡︎バス➡︎北見行(約42分)➡︎温根湯温泉
⚫️️女満別空港➡︎美幌バイパス➡︎R39号線➡︎北見方面➡︎北見市立温根湯小学校下車➡︎温根湯温泉
⚫️️オホーツク紋別空港➡︎車➡︎約1時間40分➡︎温根湯温泉
温根湯温泉 近くの観光ガイド【温根湯つつじ公園】
およそ７万株・28万本のエゾムラサキツツジ群落が、つつじ山を覆うように一面を彩り、芝生公園には約3,000本のツツジが花を咲かせる。北海道天然記念物にも指定されており、開花期間中は入山ともできる。またサイクリングロードが整備され、バードウォッチングや森林浴も楽しめる。自然に囲まれてのんびりとキャンプをするのに最適。キャンプ場から徒歩10分ほどの場所に無料の足湯がある。
