明治43年(1910年)、有珠山の噴火によって洞爺湖の南岸に湧出した温泉が洞爺湖温泉。その後大正6年(1917年)に、昭和新山の名付け親・三松正夫や杉山春巳、安西岩吉の3人が、湖岸で43℃の源泉を発見したのが温泉の始まりと云われている。また平成12年(2000年)の23年ぶりの有珠山噴火は、北西山麓から発生し、噴煙は最高3,500mに達する勢いで有珠山の麓に広がる温泉街を、一瞬にして灰の街へと変えたてしまい町に莫大な被害を及ぼした。しかし噴火後、湧出量が飛躍的に増え湯質もほんかに茶色帯びた湯に変わり、噴火のダメージが及ぶ一方で、自然の恵みをもたらした。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物泉など。温泉の効能はリウマチ、神経痛、婦人病、動脈硬化、高血圧、皮膚病、胃腸病など。売り物のロングラン花火大会(毎年4月28日〜10月末)は、湖上から毎晩400発もの花火が打ち上げる夜空も見事に見られる。現在では、年間観光客の入り込み数が400万人以上にものぼる道内屈指の温泉郷に成長した。
【開湯日】
明治43年(1910年)
【温泉の泉質】
ナトリウム・カルシウム−塩化物泉など
【温泉の温度】【源泉のpH値】
50.3度 6.7の中性
洞爺湖温泉 アクセス
●JR札幌駅➡︎特急(北斗)➡︎洞爺駅➡︎バス➡︎洞爺湖温泉バスT(20分)徒歩約5分➡︎洞爺湖温泉
●JR札幌駅➡︎特急北斗➡︎函館行➡︎洞爺駅(約1時間50分)➡︎洞爺湖温泉
●JR札幌駅➡︎千歳線➡︎特急北斗orスーパー北斗➡︎函館行➡︎洞爺駅下車(約165分)➡︎洞爺湖温泉
●JR新千歳空港駅➡︎JR急行➡︎小樽行➡︎南千歳駅➡︎特急北斗➡︎函館行乗換➡︎洞爺駅➡︎洞爺湖温泉
●JR新千歳空港駅➡︎南千歳駅乗換➡︎特急北斗orスーパー北斗➡︎函館行➡︎洞爺湖温泉
●JR新千歳空港➡︎千歳線➡︎特急➡︎室蘭本線➡︎洞爺駅(約1時間30分)車➡︎約120分➡︎洞爺湖温泉
●新千歳空港➡︎千歳IC➡︎道央道➡︎虻田洞爺湖IC(109.1km)➡︎洞爺湖温泉
●JR室蘭駅➡︎東室蘭駅➡︎特急北斗➡︎函館行➡︎洞爺駅(約30分)➡︎洞爺湖温泉
●JR室蘭駅➡︎室蘭本線➡︎東室蘭➡︎洞爺➡︎特急(約30分)➡︎洞爺湖温泉
●JR函館駅➡︎特急北斗orスーパー北斗➡︎札幌行➡︎約1時間45分➡︎洞爺駅下車
●JR函館駅➡︎特急➡︎函館本線➡︎長万部➡︎室蘭本線➡︎洞爺(約1時間30分)
●JR函館➡︎函館本線➡︎特急➡︎室蘭本線➡︎JR洞爺(約1時間30分)➡︎洞爺湖温泉
●JR青森駅➡︎津軽海峡➡︎函館駅➡︎函館本線➡︎室蘭本線➡︎洞爺駅(特急➡︎約2時間)➡︎洞爺駅下車
●札幌中心部➡︎札幌南IC➡︎道央道➡︎約170km(約1時間50分)➡︎虻田洞爺湖IC➡︎洞爺湖温泉
●札幌中心部➡︎R230➡︎定山渓➡︎中山峠➡︎洞爺湖温泉➡︎7.2km➡︎(約130分)➡︎洞爺駅下車
●札幌駅前➡︎バス(急行)➡︎定山渓➡︎中山峠➡︎ルスツ➡︎洞爺湖温泉行➡︎洞爺湖温泉
●苫小牧&室蘭中心部➡︎道央道➡︎苫小牧東IC➡︎虻田洞爺湖IC(97.2km)➡︎洞爺湖温泉
●苫小牧&室蘭中心部➡︎R37➡︎室蘭➡︎伊達➡︎R453➡︎伊達➡︎洞爺湖温泉(約2時間40分)➡︎洞爺湖温泉
●室蘭中心部➡︎室蘭港➡︎伊達➡︎洞爺駅(約2時間12分)➡︎洞爺湖温泉(約20分)➡︎洞爺湖温泉
●洞爺駅駅前➡︎バス➡︎洞爺湖温泉➡︎約25分(320円/タクシー➡︎約15分)➡︎洞爺湖温泉
●函館中心部➡︎R5➡︎長万部➡︎R37➡︎虻田➡︎R230➡︎約3時間30分(約160km)➡︎洞爺湖温泉
●函館中心部➡︎R5➡︎長万部➡︎R37➡︎豊浦➡︎R230➡︎洞爺湖温泉(約3時間20分)➡︎洞爺湖温泉
●函館中心部➡︎道央道➡︎大沼公園➡︎長万部➡︎虻田洞爺湖IC(125.7km)➡︎洞爺湖温泉
●函館中心部➡︎道央道➡︎森IC➡︎約170km(約2時間50分)➡︎虻田洞爺湖IC➡︎洞爺湖温泉
●函館空港➡︎函館新外環状道➡︎R5➡︎R37➡︎R230経由➡︎約180分➡︎洞爺湖温泉
洞爺湖温泉 近くの観光ガイド【サイロ展望台】
洞爺湖西岸の高台に位置するサイロ展望台は、洞爺湖や直径9km~11kmの中島、昭和新山そして有珠山を望む絶好のビュースポット。国道230号線沿いにあり、約170mの高台から見下ろす爺湖は、青く輝き、開放的な大パノラマの絶景は感動的。洞爺湖エリアでも最も湖が間近に眺められる場所のひとつ。平成12年の有珠山噴火があった時には、この場所から報道や観測がされていた。